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レアルが次世代を見据えたチーム作り 生き残る才能を持つ若手は誰か?

 レアル・マドリードは、ブラジルの名門フラメンゴから17歳MFレイニエル・ジェズスの獲得が確定的とされている。昨今、有望な若手選手の獲得に舵を切るレアルについて、スペイン紙「マルカ」が「レアル・マドリードのユース革命」と題して日本代表MF久保建英(マジョルカ)をはじめとする直近に獲得した若手の現状を紹介している。

 レアルは、フラメンゴのU-23ブラジル代表MFレイニエル・ジェズスが18歳になる1月19日に契約を結ぶことが確定しているという。久保とも18歳で契約しており、最近の補強を有望な若手に的を絞っていると言われている。記事では、クラブの方針を「素晴らしい未来があるように思える」と評価した。

 レアルがこの方針によって最初に獲得したのが、ノルウェー代表MFマルティン・エデゴー(レアルソシエダ)だ。「マドリードでのチャンスを逃したかのように見えたが、オランダのヘーレンフェンへのレンタルフォームを確立し、現在レンタル中のレアルソシエダでは最上級に創造性のあるMFの1人となっている」と評価。シーズン終了後にはレアルに戻ってくる可能性が高いと伝えている。

 そして、今季開幕前に獲得した久保について、「規定の問題でバルセロナを去らなければならなかったが、レアルは彼の才能に賭けて獲得した」と、改めて獲得の経緯を説明。レンタル先のマジョルカでのプレーに関しても、「1対1とラストパスで信じられないほどの才能を見せている」と記している。しかし、得点の少なさを懸念事項に挙げ、「おそらくもう1年は別のチームレンタルされることになるので、忍耐が必要となるだろう」と、来季のレアル復帰は現状では難しいと見立てた。

 エデゴーや久保に加えてレアルは、ドルトムントレンタルされている21歳のモロッコ代表DFアクラフ・ハキミ、19歳のブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール18歳ブラジル代表FWロドリゴ、20歳のスペイン人MFブラヒム・ディアス、21歳のウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデ、バジャドリードレンタルされているウクライナ代表GKアンドリー・ルニンら、合わせて8人を獲得。レイニエルがこの方針で獲得した有望若手選手の9人目となる。

 同紙は、「これらの選手がレアル・マドリードの中心選手として未来の基盤となることを考慮すると、次世代の白い巨人は素晴らしいチームになる」とまとめている。レアルが次世代を見据えたチーム作りを行なっているのは間違いなさそうだ。(Football ZONE web編集部)

(左から)ロドリゴ、マルティン・エデゴー、久保建英、フェデリコ・バルベルデ【写真:Getty Images】


(出典 news.nicovideo.jp)