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ミラン強化責任者ガリアーニ氏、伊3部モンツァのCEOとしてイブラ獲りの意欲を語る

 かつてセリエAの名門ACミランで強化責任者を務め、政治力を武器に大きな影響を及ぼしたアドリアーノ・ガリアーニ氏は、現在イタリアのレガ・プロ(3部相当)のモンツァで最高経営責任者(CEO)を担っている。そして、まさかのカリスマストライカー獲得に乗り出していることを明かした。イタリア紙「コリエレ・デラ・セーラ」が報じている。

 ガリアーニ氏は、ミラン時代にイタリア首相も務めたシルビオ・ベルルスコーニ会長の右腕として強化責任者を務めた。政治力を武器に移籍市場で手腕を発揮したが、ミランが資金難に陥るとゼロ円移籍による補強も多用。そうしたなかで、ミランが元日本代表MF本田圭佑を獲得した時の強化責任者でもあった。

 その後、クラブの株式を中国資本に売却したのに伴ってミランを去ったが、現在はミラノからわずか15キロほどの小都市で、F1のイタリアGPを開催するサーキットがあることでも知られるモンツァでCEOを務めている。

 そのガリアーニ氏は、今年限りで現所属の米MLSメジャーリーグサッカー)LAギャラクシーとの契約が満了し、ミラン時代にコネクションがある元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの獲得に乗り出していることを明言した。

「私はズラタンに2年半の契約を提案している。半年はレガ・プロで過ごすが、その後はセリエB(2部)だ。2年の間にはセリエAまで行ける」

 実際、モンツァはレガ・プロのグループAで首位を独走しているだけに、来季のセリエB昇格は現実的だ。一方で、イブラヒモビッチイタリア3部にあたるクラブプレーするとなれば大事件でもある。

 果たして、ワンマン会長の傍らに座るスキンヘッドトレードマークだったガリアーニ氏の仰天オファーを、イブラヒモビッチはどう受け止めているのか。意外なところから獲得候補が出現したと言えそうだ。(Football ZONE web編集部)

FWイブラヒモビッチ(左)の獲得に乗り出すことを明かしたアドリアーノ・ガリアーニ氏【写真:Getty Images】


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