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レアルソシエダ戦で1-1ドロー、終了間際にピケが倒されるもノーファウルの判定

 バルセロナは現地時間14日に行われたリーガ・エスパニョーラ第17節レアルソシエダとのアウェーマッチに臨み、2-2のドローに終わった。敵地アノエタは成績が芳しくない“鬼門”で辛うじて勝ち点1を確保した一方、試合終了間際の判定についてフラストレーションを溜めた選手もいるようだ。

 試合は前半10分、ソシエダのCKの際にバルサスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツがDFディエゴ・ジョレンテを掴んだとしてPK判定。これでバルサは先制を許し、攻撃陣も攻めあぐねる場面が目立った。それでも38分にウルグアイ代表FWルイス・スアレススルーパスを受けたフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが巧みなループシュートで同点弾をゲット。かつて所属した古巣へのゴールで同点に追いついた。

 後半4分にはブスケッツ、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシつなぎ、最後はスアレスが勝ち越し点。これで試合をコントロールに入るかに見えたが、17分にMFアレクサンデル・イサクの同点弾によって試合が再び振り出しに戻った。

 撃ち合いとなったこの試合で、最後のポイントとなったのは終了間際の場面だ。元スペイン代表DFジェラール・ピケがジョレンテに倒されたもののPK判定が下ることはなくタイムアップの笛を聞いた。

 スペイン紙「マルカ」によると、ブスケッツが「ペナルティーエリア内でレスリングがあった。ピケは僕のものより明らかだった。VARがそれを検証しなかった理由がある。このような瞬間にVARが介入する必要があるんじゃないか」と語り、VAR(ビデオアシスタント・レフェリー)の確認がなかったことに不満を述べている。

 18日にレアル・マドリードとのクラシコを控えるバルセロナ(勝ち点35)だが、15日の2位レアル(勝ち点34)の試合結果(対バレンシア)次第で首位陥落の危機にある。苦手の敵地で勝ち点3を得るチャンスが見えていただけに、バルセロナにとっては悔やみきれない判定となったようだ。(Football ZONE web編集部)

VARについて言及したバルサMFブスケッツ【写真:Getty Images】


(出典 news.nicovideo.jp)