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モンペリエ戦で相手MFショタードに喉元をつかまれ、ピッチに倒されるファウル被害

 フランス1部パリ・サンジェルマンPSG)のブラジル代表FWネイマールは、現地時間7日に行われたリーグ・アン第17節モンペリエ戦で価値ある同点FK弾を決め、3-1の逆転勝利に貢献した。一方で、試合序盤に相手選手から首をつかまれて引き倒されるシーンが話題を呼んでおり、海外メディアも「クレイジー!」「絞め技もお咎めなし」と報じている。

 昨季王者で首位のPSGは、敵地で中位のモンペリエに苦戦。前半41分にPKを決められ、1点ビハインドのまま試合は終盤へと突入する。チームを救ったのがネイマールだった。

 後半29分、ペナルティーアーク後方でFKを獲得したPSGネイマールキッカーを担当。5人が並んだ壁の端を狙って蹴った一撃は、綺麗な弧を描いてゴールへ。モンペリエのアルゼンチン代表GKヘロニモ・ルジの横っ飛びを嘲笑うかのように、ゴールに突き刺さった。ネイマールの同点ゴールで勢いづき、その2分後にネイマールアシストからフランス代表FWキリアンムバッペが勝ち越し弾、さらにアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディがダメ押しの3点目を決めて、PSGは鮮やかな逆転勝利を飾った。

 1得点1アシストの活躍の一方で、注目を浴びているのが前半3分のファウル被害だ。自陣のセンターサークル付近で縦パスを受けたネイマールは、ワンタッチボールを上げ、反転してドリブルに移行しようとした。すると、逆を突かれる形となったフランス人MFジョリス・ショタードはネイマールの喉元に両手をかけ、そのまま引き倒してピッチに叩きつけた。

 “裏喉輪落とし”とも言えるプロレスのような過度のラフプレーに、ネイマールショタードに詰め寄り、アントニー・ゴーティエ主審にも警告をアピールしたが、結局ショタードへの注意止まりでプレーは再開された。

 米スポーツ専門局「ESPN」の番組「スポーツセンター」公式ツイッターは、「彼らはネイマールをどのように止めるか知らない。フィールド上でブラジル人を捕まえ、ストップした。クレイジー!」とショタードのプレーを糾弾。「ESPN」アルゼンチン版は「新たなダーティープレーモンペリエのジョリス・ショタードはこのプレーでさえ警告を受けなかった」と触れ、英サッカー情報サイト「CaughtOffside」も「モンペリエの選手がネイマールに絞め技もお咎めなし。ショタードはネイマールの首に両手を回したが、警告さえなかった」と報じている。

 ショタードにイエローカードさえ出されなかったことで、ネイマールへのラフプレーは世界中から熱視線が注がれている。(Football ZONE web編集部)

PSGのブラジル代表FWネイマール【写真:AP】


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