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バルベルデ監督が6度目のバロンドールを受賞したエースに言及

 バルセロナは現地時間7日に、ホームのカンプ・ノウで日本代表MF久保建英を擁するマジョルカとのリーガ・エスパニョーラ第16節に臨む。その一戦を前にしてエルネスト・バルベルデ監督が記者会見に臨んだが、その場で通算6度目のバロンドール獲得を成し遂げたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを指導する喜びについて語ったと、スペイン紙「マルカ」が報じている。

 メッシリバプールオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクとわずか7ポイントの得票差で、2015年以来6度目のバロンドールを受賞した。今シーズンの開幕直後こそ、怪我の影響で得点数が伸びなかったが、ここにきてウルグアイ代表FWルイス・スアレスとのホットラインが冴えを見せ、精度を増す直接FKでもゴールを陥れるなど、“定位置”であるリーガの得点ランキングトップの座も近づいてきている。

「皆さんは(メッシを指導する)特権をお分かりだと思うが、時にはそれを愉しむことができないこともある。とはいえ、時間が経つにつれ、それを愉しむことができるんだ。私はそれを知り得た1人だ。レオを指導できたということは本当に幸運だと思っている」

 メッシを指導できる立場にあるのは、キャリアを見ればバルサアルゼンチン代表のいずれかを率いたことがある人物だけだ。それもあってバルベルデ監督は幸運に感謝する一方で、32歳になったメッシバロンドール授賞式で自身のキャリアが終わりに近づいていることを示唆するような発言があった。それを受けて指揮官は、このように語っている。

「(現役引退を意識することは)自然なことだし、普通のことだ。とはいえ彼は32歳で、明日引退するというつもりではない。選手は30歳を過ぎれば、それについて常に考えることになる。年を取れば彼がサッカーを辞める時は来るが、今はその時ではない」

 約15年もの間、世界のサッカーファンインパクトをもたらし続けたメッシ。そんな彼とともに戦える喜びを得ているのはチームメートだけでなく、バルベルデ監督も同じなのかもしれない。(Football ZONE web編集部)

バルサのバルベルデ監督(左)とFWメッシ【写真:Getty Images】


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