欧州サッカー連盟が“史上最高の11人”を紹介、守備陣はスペインとドイツの名手で形成
これまで様々なドラマや名勝負が繰り広げられてきた欧州最高峰の舞台、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)。その大舞台で活躍してきた選手の中から、欧州サッカー連盟公式サイト「UEFA.com」が「史上最高の11人」を選出。ヴィッセル神戸に在籍する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタやポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)らが名を連ねた。
毎年、ファンの投票によって行われるUEFAの「年間最優秀チーム」。その賞に輝いた選手たちの中から、今回はこれまで最も多く選出された選手たちを“史上最高の11人”として選出し、紹介している。
「4-3-3」システムのGKを務めるのは、長らくレアル・マドリードの守護神として活躍し、現在はポルトに在籍する元スペイン代表GKイケル・カシージャス。レアルでの活躍だけでなく、08年、10年の欧州選手権(EURO)に貢献した男は、年間最優秀チームを6度受賞。文句なしの選出となった。
最終ラインは、スペイントリオとドイツの名手がメンバー入り。スペイン勢は12年から7年連続受賞を果たしたレアルのDFセルヒオ・ラモス、9度のノミネートで5度受賞したバルセロナのDFジェラール・ピケ、バルセロナで3度のCL制覇を達成したDFカルレス・プジョールを選出。唯一のドイツ勢は「欧州最高の守備の専門家」と評されたDFフィリップ・ラームが選ばれた。
中盤はバルセロナの名コンビ、最前線は3カ国のスーパースターで超強力3トップ
トライアングルを形成する中盤は、時代を彩った選手たちが勢揃い。05年のミランとの決勝戦で“イスタンブールの奇跡”を起こしたリバプールの元イングランド代表MFスティーブン・ジェラード、中盤では唯一の5年連続受賞を達成したバルセロナの元スペイン代表MFシャビ、そしてそのシャビとバルセロナでパートナーを組みながら6度の受賞を果たした神戸のイニエスタが選出されている。
最前線は、フランス、アルゼンチン、ポルトガルのスーパースターが並んだ。まずはアーセナルで5度の受賞歴のある元フランス代表FWティエリ・アンリ。意外にもバルセロナでは選ばれていないが、イングランドの地で活躍が評価された形だ。2人目はバルセロナで輝きを放ち続けるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだ。08年の初選出以降、最優秀チームを逃したのは13年のみと素晴らしい活躍を見せている。そして、最後の1人がC・ロナウドだ。マンチェスター・ユナイテッド、レアル、ユベントスでプレーしてきた男は、12年連続13度の年間最優秀チーム入りを果たすなど、史上最高の11人にふさわしい人物と言っていいだろう。
現在、2019年の「年間最優秀チーム」の投票が行われているが、今年はどんなメンバーが選ばれるのだろうか。(Football ZONE web編集部)
(出典 news.nicovideo.jp)
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