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 トッテナムジョゼ・モウリーニョ監督が、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンの処遇に言及した。25日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えた。

 現在27歳のエリクセンは、今シーズン限りでトッテナムとの契約が満了を迎える。契約延長交渉も停滞しており、1月からは他クラブと来夏の移籍に向けた事前合意の締結が可能となる。そんな中、今季は公式戦15試合に出場しているが、低調なパフォーマンスや不透明な去就から「クラブへの忠誠心を欠いている」とファンから批判されることも多い。

 モウリーニョ監督の初陣となったプレミアリーグ第13節ウェストハム戦ではベンチスタートとなり、79分から出場したエリクセン。同監督は、今後も同選手の出場時間が減ることを示唆し、去就が明らかにならない限り、出場機会を約束することは難しいとした。

「彼を先発で起用するかしないかや、彼をメンバーに選ぶか選ばないかなどの私の決断は、将来の展望に基づくだろう。それを隠すことはできない。サッカーでは、“現在”に集中する必要がある。だが、(トッテナムは)将来について考える必要があるクラブだ。それらの決断は、言うまでもなく、監督としての私の決断に左右される」

 その一方でモウリーニョ監督は、エリクセンを批判から擁護。「クリスティアンは礼儀正しい男だ。クラブや彼の同僚を愛している。だから、(メディアが何を書こうが)関係ない。彼は最後の日まで私たちの一員だ。重要なことは、彼は私たちに尽くしているということ。だから、彼の将来について話すのはやめよう」と、同選手がクラブへの忠誠心を失っていないことを強調した。

エリクセン(右)に指示を出すモウリーニョ(左) [写真]=Getty Images


(出典 news.nicovideo.jp)