(出典 www.soccer-king.jp)



 スペイン代表の監督に復帰するルイス・エンリケ氏について、バルセロナに所属する元スペイン代表DFジェラール・ピケがコメントした。20日に、スペインメディア『エル・デスマルケ』が報じている。

 L・エンリケ氏は今年6月に、一度スペイン代表の指揮官を退任している。骨肉腫のために9歳で亡くなった娘の看病がその理由だった。後任はアシスタントコーチロベルト・モレーノ氏が務めることになったが、モレーノ氏は緊急登板のプレッシャーをものともせずに6試合を4勝2分の無敗で乗り切っている。

 だが、18日のEURO2020予選でルーマニアを5-0で一蹴して本大会出場を決めた後、スペインサッカー連盟のルイスルビアレス会長がモレーノ氏の退任とL・エンリケ氏の電撃復帰を発表した。このことについてコメントを求められたピケは、以下のように語っている。

「監督交代の裏で何が起こっているのかは分からないよ。代表チームルーマニアとの試合に集中していたし、バルサチームメイトとはそのことについて話をしていないんだ。ただ、僕が唯一言えることは、L・エンリケが再び代表の監督になるということにとても興奮しているということさ」

 ルビアレス会長は「モレーノ氏には『本人に復帰の意思があれば、L・エンリケ氏が監督に復帰することになる』と伝えていた」と述べているが……。無敗のままモレーノ氏が指揮官の座を退いたことで、すでに代表を引退したピケにもコメントが求められる事態に発展してしまったようだ。

L・エンリケ氏(左)のスペイン代表監督復帰についてコメントしたピケ(右) [写真]=Getty Images


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