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 レアル・マドリード所属のベルギー代表FWエデン・アザールが、同クラブの元フランス代表FWカリム・ベンゼマを「世界最高のストライカー」と称賛している。18日、スペイン紙『アス』が伝えた。

 アザールチェルシーから今夏マドリードに移籍し、4カ月が経った。同選手は4カ月共にプレーしているベンゼマについて彼と3、4カ月プレーしてきて、彼は今、世界で最高のストライカーだと思う。ストライカーとしての役割だけなく、他の選手を良くする影響を与えると語っている。

 性行為のビデオ流出を巡る恐喝問題で、2015年フランス代表を永久追放されたベンゼマには、つい最近代表復帰の噂が高まっていた。しかし、フランスサッカー連盟会長ノエル・ル・グラエ氏は「(ベンゼマの)フランスでの冒険は終わった」と否定。それを受けてベンゼマは「僕の代表キャリアを終わらせるのは、僕にしかできないことを分かってくれ。僕が終わったと思うなら、プレー資格がある国でプレーさせてくれ」と自身のツイッターに投稿している。

 アザールベンゼマの代表追放について問われ「彼は気の毒だ」と発言した上で「でも彼のいない代表チームと戦うことは簡単だ」と加えた。

 一方、マドリードでの初シーズンとなるアザール自身は、ここまでリーグ戦7試合で1ゴールと思うような結果を残せていない。それでもチームチャンピオンズリーグ(CL)含む直近5試合で4勝1敗、得点も16点と調子を上げている。同選手はこの状況を受けて「まだ改善の余地があってもっとうまくやれる。クラブは試合にも勝ち、1か月間すべてが順調に進んでいる。私は好調を維持し続けなければならない」と語っている。

 アザールは今後どのようなプレーを見せるのだろうか。注目していきたい。



(出典 news.nicovideo.jp)