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久保の加入で日本での視聴者数が大幅増加 レアルバルセロナに約10万の差をつける

 日本代表MF久保建英が加入したスペイン1部マジョルカは、日本人レフティーの加入で注目度が上昇中だ。日本での視聴者数はレアル・マドリードバルセロナを大きく離してリーガ・エスパニョーラトップスペイン地元紙「Diario de Mallorca」も、「最も動向を追われているチーム」と伝えている。

 久保は今夏、FC東京から世界的な名門レアルへ移籍。その後、出場機会を求めて同じスペイン1部のマジョルカへの期限付き移籍を決断した。

 元日本代表FW大久保嘉人ジュビロ磐田)、元日本代表MF家長昭博(川崎フロンターレ)に次ぐ、クラブ史上3人目の日本人選手となった久保。リーグ第13節消化時点で、10試合に出場(うち先発4試合)して先日のビジャレアル戦(3-1)で待望のリーガゴールを挙げたが、戦力としてだけでなく、大きな経済効果をもたらしているという。

 地元紙「Diario de Mallorca」は、「日本での視聴でリーダー」との見出しで、マジョルカの日本での注目度について触れている。

久保建英のマジョルカは、日本で最も動向を追われているチーム。日本での公式視聴のデータによると、国内リーグ8節終了時点でこうした結果が出ている。チーム・ベルメジョン(マジョルカ)には67万5186人の視聴者がおり、視聴ランキングトップだ。レアル・マドリード、またレオ・メッシバルセロナにおよそ10万人の差をつけている」

 日本で「アイドル」の久保加入により、スペイン1部復帰を果たしたマジョルカへの関心は大きく上昇。リーガで最も昼開催のゲームが多いのも、アジアにとっては理想的な時間帯であり、今後視聴者数がさらに伸びる可能性があると予測されている。

「マジョルカは、日本で最も見られた10試合のうち5試合を占めている。日本のテレビ局にとってスペイン1部リーグは多くの関心を引き出すもので、久保のチームはその中心にいる。マジョルカもクラブ財源の中でアジア人選手が生み出す収入から離れたところにはいない」

 マジョルカにとって久保は、新加入組のなかで戦力としても、経済面でも及第点の効果をもたらしていると言っていいだろう。(Football ZONE web編集部)

マジョルカMF久保建英の影響力は相当大きいようだ【写真:Getty Images】


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