かつてミランとユベントスに所属したカリスマが両監督を独自の言い回しで表現
イタリア・セリエAでは現地時間31日深夜にユベントス対ACミランの名門対決が組まれている。この注目カードを特集する一環で、両クラブでのプレー経験を持ち、先日米MLS(メジャーリーグサッカー)のLAギャラクシーに移籍した元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチに、イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」がインタビューを実施。ミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督について、独特の言い回しでその人間性を表現した。
ユベントスは2位ナポリに勝ち点2差の首位でこの試合を迎える一方で、ミランは勝ち点50の6位。とはいえ、4位インテルまでの差は勝ち点5だけに、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を諦めるような状況ではなく、互いに勝利が欲しいゲームになる。
双方でプレーした経験を持つイブラヒモビッチは、両監督について次のように語っている。
「彼は勝利のために何をすればいいかを理解している監督だ。彼はまずミランで勝利のレールに乗り、今はユベントスで勝ち続けている。そうした意味では、より多くの経験を持っている」
自身がミラン時代に指導を受けたことのあるユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督をこのように評した。
「ピッチ内外で刺激的な男だ」
そして、ミランではチームメイトとしてもプレーしたガットゥーゾ監督については、冗談交じりながらも愛情ある言葉を残している。
「ガットゥーゾのことは仲間としてよく知っている。彼に『勝つべきだ』などという言葉は必要なく、いつだって腹を減らしているし、ピッチの内外で刺激的な男だ。もし戦争に行くなら、彼を連れていく。あんな男は他になかなかいない。彼がクラブの監督になったのは嬉しいね」
現役時代に“闘犬”と呼ばれたガットゥーゾ監督。ミラン時代、ロッカールームでイブラヒモビッチがガットゥーゾを持ち上げてゴミ箱に投げたなどという逸話も伝わる両者だが、今でも固い絆で結ばれているようだ。(Football ZONE web編集部)

(出典 news.nicovideo.jp)
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