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    2018年02月

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    (出典 shunpi.net)



    「今日試合出れなかったんで、試合も勝てなかったんで、もう1つ盛り上がりのない51歳を迎えそうですね……」

     50代2度目のバースデーを1日後に控えたキング・カズは苦笑いしていた。

     2月25日にニッパツ三ッ沢球技場で行われた2018明治安田生命J2リーグ、横浜FC対松本山雅FCの開幕戦。この顔合わせは前年のJ2開幕カードと全く同じだったが、横浜FCの背番号11・三浦知良の姿はピッチ上になかった。1年前はスタメンの座を勝ち取り、自らの50歳の誕生日を盛大に祝うべく躍動した彼だが、今回はベンチスタート。0-0の拮抗した展開が続く中、出番が訪れるのを今か今かと待ちわびていた。

     しかしながら、ブラジル人のタヴァレス監督はテクニカルエリアでじっくり構えて動かない。90分に差し掛かろうという時にようやく最初の交代に踏み切ったが、投入したのは11番ではなく、今季、FC町田ゼルビアから加わった9番の戸島章だった。4分間のアディショナルタイムも瞬く間に過ぎ、交代枠を2枚も残したままタイムアップの笛が鳴り響く。結果はスコアレスドロー。大ベテランの新シーズン初出場は次節以降にお預けとなった。

    「自分としても、開幕戦に出れないっていうのは、試合の結果以上に悔しいものがありますね。それは今日出れなかった選手全員そうだと思います。この引き分けという結果もそうですし、自分たちが開幕戦に出れなかった悔しさを活力にして、次節に勝利できるように次に向けて準備したいなと思います」と彼は自分に言い聞かせるようにこう言った。

     とはいえ、現指揮官が就任した昨年10月28日の京都サンガF.C.戦以降、カズがピッチに立ったのは、11月5日のロアッソ熊本戦の1分間と、11月19日のジェフユナイテッド千葉戦のラスト16分間の合計17分のみ。今季は長身FW戸島も加入し、ベテランFWを取り巻く環境はこれまで以上に厳しくなっている。

     加えて言うと、今回の横浜FCのフォーメーションは「4-2-3-1」。1トップ・イバの背後に佐藤謙介が位置する形で戦っていて、チームは想像以上に機能していた。カズがイバと同じ1トップに入るとは考えにくいし、2列目のトップ下やサイドも本職ではない。だが、ブラジル人監督は彼に中盤の組み立てや球出しの仕事を求めている様子。それをこなさなければ、試合に出られないのが実情のようだ。

    「今日の試合を外から見ていて、序盤の15分から20分くらいは硬かったですけど、その後は1つ形ができるようにはなりましたし、ボールも少しずつ動くようになってチャンスも前半から何度か作れるようになっていた。その中で自分も中盤の役割だったり、ペナルティエリアの中で結果を出せるようにしたいと思います」と、背番号11はタヴァレス監督から求められる新たな仕事をこなすべく積極果敢にアタックしていくつもりのようだ。

     そうやって年齢に関係なく、自分をつねに変化させ、向上させようと最大限の努力を払えるのが、キングと呼ばれる男の傑出したところ。フィジカル強化1つ取ってみても、今の年齢になれば10代や20代選手ほどの爆発的なレベルアップは難しい。それでも「Jリーグで一番走れる選手」とリスペクトする田中隼磨(松本)を伴ってオフ期間にグアムへ行き、凄まじい走り込みを行っている。「カズさんのホントに姿勢は素晴らしかった」と田中も驚き半分に語っていたが、トレーニングパートナーを変えることで新たに見えた部分は少なからずあっただろう。

     欧州4カ国・8クラブを渡り歩いた松井大輔と18年ぶりにチームメートになったことで得たものもあったのではないか。中盤の組み立てやリズムを作るプレーは希代のテクニシャンが得意とする部分。彼の動きをヒントにしながら、自身の器を広げる試みを日々、精力的に行っているに違いない。

     こうやってプレーヤーとしての幅を増やしながら、最大の武器であるフィニッシュに磨きをかけ、ゴールという結果をより残せるようになっていけば、タヴァレス監督もこの50代プレーヤーをピッチに送り出そうと真剣に考え始めるはずだ。2006年に横浜FCへ移籍してきてから今季で13年目を迎えるが、これまでも試合に出られない時期は繰り返しあった。その現実から目を背けることなく、自分の足りない部分を補う作業を地道に行ってきたからこそ、カズは今も現役を続けていられるのだろう。

     50歳14日だった昨年3月12日のザスパクサツ群馬戦で決めたゴールにより、彼は「リーグ戦で得点を決めた最年長のプロサッカー選手」としてギネス世界記録に認定されたばかり。本人は「すぐ破られる記録」と更新への意欲を示しているだけに、51歳になるレジェンドはどのタイミングで今季初出場を果たすのか、次のゴールをいつ奪うのかは非常に興味深いところ。彼の一挙手一投足を日本のみならず、世界中のサッカーファンが見守っている。

    文=元川悦子



    (出典 news.nicovideo.jp)

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    (出典 www.football-zone.net)



    予想以上に本家に“寄せた”戦術 サイドバックが絞って中盤を支配

     おっ、本当にやってるんだ……。

     横浜F・マリノスが株主シティ・フットボール・グループの意向により、プレミアリーグの強豪マンチェスター・シティと同種のサッカーを志向しているらしいという話は聞いていたが、ここまで寄せているとは思わなかった。25日に行われたJ1リーグ開幕戦でヤンマースタジアム長居に乗り込みセレッソ大阪と対戦した横浜FMは、いわゆる「偽サイドバック」を使っていた。

    「(横浜FMは)独特で、正直我々も戸惑いがあった」(ユン・ジョンファン監督)

     横浜FMのサイドバックである松原健と山中亮輔は、タッチライン際ではなく中央から攻撃していた。ジョゼップ・グアルディオラ監督がシティで用いている戦術そのままなのだが、C大阪は予想していなかったのか全く無防備に構えていた。


    (図1)

     図を参照してもらえば簡単な話なのだが、フィールドを縦に5つに分けた時、C大阪の4-4-2では中盤のレーンを埋めきれない(図1参照)。そのため、横浜FMのサイドバックが中央に入ってくるとパスワークを制御できなかった(図2参照)。


    (図2)

     結局のところC大阪は後手を踏み、サイドハーフが絞って対応すれば横浜FMのウイングへのパスコースが開いてしまうという具合(図3参照)。中へ入った横浜FMのサイドバックはそのままインサイドハーフとして攻撃に加わり、山中は前半17分に先制のミドルシュートを決めている。山中のようにMFとしての能力もあるサイドバックなら、この役割は気持ち良くこなせるはずだ。


    (図3)

    問題は両ウイングの質的な優位性

     この戦術の利点は中盤でボールを支配しやすいこと、ウイングへのパスコースを開けられる、そして相手が自陣からボールをつなごうとしてもプレスをかけやすいという、3点が主なものとなる。前半に関しては、全くその通りの試合展開になっていた。

     ただ、横浜FMのリズムでプレーできたのは後半30分くらいまでだった。そこまではかなりチャンスも作れていたのだが、追加点を取れなかったために柿谷曜一朗のゴールで同点に追いつかれてしまった。

     グアルディオラが「偽サイドバック」を使ったバイエルン・ミュンヘンとマンチェスター・シティは、両ウイングに優位性がある。バイエルンにはフランク・リベリー、アリエン・ロッベン、キングスレイ・コマンがいて、シティにもラヒーム・スターリング、レロイ・ザネ、ベルナルド・シウバがいる。ウイングへのボール供給が容易なのが利点だから、ウイングには質的な優位性がなければならない。

     ところが横浜の遠藤渓太とユン・イルロクには、この試合に関してはそこまでの優位性がなく、そこそこチャンスは作れていたものの戦術を生かし切ったとは言い難い。CFを務めたウーゴ・ヴィエイラも、決定機を決め損ねていた。

    「後半はキープできるようになって攻撃の形ができた」(ユン・ジョンファン監督)

     攻め込んでいる時の横浜FMは2バックなので、C大阪はカウンターを仕掛けられればサイドががら空きなのでビッグチャンスをつかめる一方、自陣からパスをつなごうとすると相手のプレスが厳しかった。しかし、C大阪が主導権を握って押し込んでしまえば、横浜FMは通常の4-3-3になるので「偽サイドバック」の効力はない。終盤はそうした展開となり、C大阪の良さが出てきた。

    時間はかかりそうだが面白い試み

     横浜FMは自陣のつなぎに失敗する場面も散見され、何より「偽サイドバック」の最大利点であるウイングにさほど優位性がないのは、やはりネックである。とはいえ、戦術自体は上手くやれていた。開幕戦ということもあって、C大阪が無防備だったところは差し引かなければならないが、面白い試みだと思う。

     グアルディオラ監督だって、シティでの1年目はあまり上手くいっていなかったのだ。それなりの時間はかかる。今は珍しがられている「偽サイドバック」もすぐに普通の戦術になり、「偽サイドバック」という言われ方もしなくなるだろう。まずは最初の一手を打った横浜FMの志に期待したい。

    西部謙司●文 text by Kenji Nishibe

    ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

    横浜FMはマンCになれるのか? J1開幕戦で披露した「偽サイドバック」の新たな挑戦


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    (出典 www.football-zone.net)



     かつてマンチェスター・Uで活躍した元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏が、本来のパフォーマンスが影をひそめているフランス代表MFポール・ポクバについて言及した。25日付のイタリア紙『トゥットスポルト』が報じている。

     2016年に当時のサッカー史上最高額となる1億500万ユーロ(約138億円)の移籍金で、ユヴェントスから古巣マンチェスター・Uへ復帰したポグバ。しかし、加入2年目の今シーズンは、昨年9月にハムストリングを負傷して長期離脱を余儀なくされると、復帰後も本来のプレーを見せているとは言い難い。最近では、起用法などをめぐってジョゼ・モウリーニョ監督との確執が噂されている。

     渦中のポグバについて、マンチェスター・Uで6度のリーグ制覇を果たしたファーディナンド氏は、話題の中心になっている起用法よりもまず、同選手のピッチ上でのポジショニングの悪さを指摘した。

    「今はケガからの復帰後に誰もが経験する、様子を見ながらの出場機会で調整を行っている段階だ。ただ、ピッチ上の(ポクバの)ポジションニングは重要な問題だ。自分がチームメイトだったら、怒鳴りまくっていただろうね。ポクバは試合中ずっと文句を言われ続けて、震え上がっただろう」

     さらに同氏は、“ポグバに必要なこと”として、手本になるベテラン選手の存在を挙げている。

    「ポクバに必要なこと。それは、ユヴェントス時代に実践していたように、ピッチに立つ準備を常に整え、チームを救いたいという思いを持ってプレーすることだ。ユヴェントスでは、それを目の前で示してくれる(レオナルド・)ボヌッチ、(ジョルジョ・)キエッリーニや(ジャンルイジ・)ブッフォンがいた。だがマンチェスター・Uでは、チーム全体でそういった意識が共有されておらず、またポクバに対してそれを求める者もいない」

     その上で、ポクバの起用法については、「100億円を超える金額を投じて獲得した選手を、自分なら最適なポジションで起用するだろう。だがマンチェスター・Uは、ポクバの能力を最大限に引き出すために理想的な状況であるとは思えない」とコメント。攻撃的MFとして定評のある同選手をやや低い位置で起用してきたモウリーニョ監督の采配に対して、間接的に異議を唱えたとも受け取れる発言をした。

     マンチェスター・Uは同日に行われたプレミアリーグ第28節で、チェルシーに2-1と逆転勝利。ポグバは1月20日の第24節バーンリー戦以来のフル出場を果たした。今後、本来のパフォーマンスを取り戻し、周囲を納得させることができるのか。今後のプレーにさらに注目が集まりそうだ。

    (記事/Footmedia)

    ポグバ(右)の起用法について自身の考えを語ったファーディナンド氏(左)[写真]=Getty Images


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    (出典 www.soccer-king.jp)



     カラバオ・カップ(リーグ杯)決勝が25日に行われ、アーセナルは0-3でマンチェスター・Cに敗戦。1992-93シーズン以来の大会制覇を逃した。その試合後、アーセン・ヴェンゲル監督が会見で発したコメントが話題を呼んでいる。同日付のイギリス紙『メトロ』が報じた。

     ヴェンゲル監督は会見で、アディショナルタイムが短すぎるとして第4審判に抗議したことを告白。同試合の後半には、マンチェスター・Cが2ゴールを奪ったほか、両チーム合わせて5人の交代があったものの、両チームに与えられたアディショナルタイムは“3分”だった。

     ヴェンゲル監督は「なぜもっと時間をとってくれないのか?」と、第4審判のグレアム・スコット氏に抗議したという。すると、「なぜ、これ以上時間が欲しいんですか?」と逆質問を受けたそうだ。

     後半45分を回った時点で、スコアは3-0。アーセナルの逆転は難しい状況となっており、スコット氏は勝負が決着していると言いたかったようだ。しかし、ヴェンゲル監督は「何分取るかはあなたが決めることではない。あなたの意向に関わらず、アディショナルタイムは通常どおり与えるべきだ」と言い返したという。

     ヴェンゲル監督は「マンチェスター・Cにはおめでとうと言いたい」と相手の優勝を称えたが、本来は中立な立場であるべき審判の不公平とも受け取れる扱いには納得できなかったようだ。

     アーセナルは次戦、1日に行われるプレミアリーグ第28節でマンチェスター・Cと再び対戦する。

    (記事/Footmedia)

    第4審判とのやりとりを明かしたヴェンゲル監督 [写真]=TF-Images via Getty Images


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    (出典 portal.st-img.jp)



    26日、51歳の誕生日を迎えた“キング・カズ”、伊メディアはキャリアを紹介

     日本サッカー界をけん引してきた“キング・カズ”の動向を世界有数の伝統国イタリアはいまだに注視しているようだ。J2横浜FCの元日本代表FW三浦知良(愛称:カズ)が26日に51歳の誕生日を迎え、イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」では「カズヨシ・ミウラ、日本の冒険者。イタリアの第一人者」と特集。他のメディアも取り上げるなど注目を浴びている。

     同記事では「彼は15歳でブラジル行きの飛行機に乗り、CAジュベントスに加入し、その後はサントスFCでプレーした」と紹介。15歳で単身ブラジルへ渡ったカズは、85年11月に日本人初のブラジル公式戦に出場を果たすと、86年2月にサントスFCと日本人初のプロ契約を結んだ。

     90年に日本へ帰国し、読売サッカークラブ(後にヴェルディ川崎/現東京ヴェルディ)で一躍スポットライトを浴び、1994年7月にイタリア・セリエAのジェノアへ期限付き移籍。同記事では「ジェノアのオファーを受け、日本人として初めてセリエAでプレーする選手となった」と伝えている。

     ジェノアでのプレーは1シーズンのみだったが、「イタリアでの冒険を終えて日本に戻った後、ディナモ・ザグレブ、シドニーFWでもプレーし、横浜FCへ復帰した」とここまでのキャリアを記している。

    「一般的には驚くべきことだが…」

     1月11日に横浜FCとの契約更新が発表されたなか、「一般的には驚くべきことだが、50歳で新しい契約を結んだ。そして今日、51歳となった」と言及。さらに「国際レベルの日本人選手の一人であり、永遠の冒険者でもある」と敬意を表している。

     また、AFCの公式ツイッターでは「誕生日おめでとう Kazuyoshi Miura!」と綴れば、米メディア「ヴァイス」メキシコ版の公式ツイッターも「カズヨシ・ミウラは、オリバーとベンジ(キャプテン翼)の作者にインスピレーションを与えた日本人」と記している。

     51歳となり世界から注目されているカズ。25日のJ2リーグ開幕戦、松本山雅FC戦(0-0)はベンチのまま出場機会がなかったものの、プロ33年目のシーズンを迎えた世界最年長選手は、今季どんなプレーを見せてくれるのだろうか。

    フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

    ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

    “キング・カズ”に世界注目 51歳の誕生日…世界最年長の元日本代表FW称賛「永遠の冒険者」


    (出典 news.nicovideo.jp)

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