アトレティコ・マドリードに所属するベルギー代表MFヤニック・フェレイラ・カラスコが、中国スーパーリーグ(1部)の大連一方へ移籍するに至った経緯についてコメントした。スペイン紙『マルカ』が26日付で伝えている。
カラスコは1993年生まれの24歳。今シーズンはリーガ・エスパニョーラ第25節終了時点で17試合に出場(先発は8試合)して3得点を挙げている。同紙は、今回の移籍で発生する移籍金は3000万ユーロ(約39億6000万円)だと報じた。
カラスコは中国の大連一方に移籍した理由について、以下のように述べている。
「僕はアトレティコを離れ、大連一方と新しい冒険を始めることに決めた。ワンダグループのプロジェクトに参加することに決めたんだ。中国のチャンピオンシップは活気にあふれているし、労働条件も優れている。新しいインフラは現代的だし、プレーのレベルも毎年上がっていると感じた」
「僕はとてもハッピーだし、大連一方に早く参加したいと思っているよ。クラブのプロジェクトとオファーには、大きな自信と尊敬を感じたし、僕のクオリティを成長させ、未来を発展させるいい機会だと思っている」
「中国には(ブラジル代表FW)フッキや(アルゼンチン代表FW)エセキエル・ラベッシ、そしてもちろん僕の友達の(ベルギー代表MF)アクセル・ヴィツェルなどがいる。彼らと共に、サッカーに熱心な中国の発展に貢献したいね。サッカーのことだけでなく、この国は個人の発展の面でも、プロジェクトの面でも僕に大きな機会を与えてくれたんだ」
加えてカラスコは、金銭的な目的で移籍したという噂を否定し、選手としてW杯に出場する意欲を失っていないと明かした。
「欧州から離れているからといって、W杯への野望がなくなったということではない。ベルギー代表のコーチ陣に、今夏のロシアでプレーできる準備ができていることを見せなければならないね」
最後にカラスコは、2シーズン半を過ごしたアトレティコに別れの言葉を残している。
「僕の家族とマドリードで共に過ごしてくれたすべての人たち、クラブ、ファン、監督、チームメイトに感謝したい。とても恋しくなると思うし、この日々は忘れられない思い出になるだろう。スペインとアトレティコで過ごした時間は、いつまでも心の中に残り続けるよ」

(出典 news.nicovideo.jp)
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