(出典 img.footballchannel.jp)



久保がビジャレアル戦で初ゴールを含む全3ゴールを演出

 マジョルカの日本代表MF久保建英は現地時間10日、リーガ・エスパニョーラ第13節のマジョルカ戦に先発出場し、リーグゴールとなる豪快なミドルシュートを突き刺して3-1の勝利に貢献した。全3ゴールを演出する大車輪の活躍を見せた久保に対し、AP通信は「ジダン監督からの招待もそう遠くはないのかもしれない」と、“保有元”のレアル・マドリードにもたらしたインパクトを強調している。

 今夏に期限付き移籍でマジョルカに加入した久保は、第5節ヘタフェ戦(2-4)で初アシストを記録するも移籍後初ゴールはこれまでお預けとなっていた。ビジャレアル戦では前半13分に鋭いフェイントからPKを獲得し、先制点を演出。さらに同21分に久保のヒールパスが起点となり、チームは2本目のPKを獲得してリードを広げた。

 1点を返されて迎えた後半8分、ついに待望の瞬間が訪れる。久保は右サイドから中央へ向かってドリブルで運んでパスを渡し、ペナルティーエリア手前にポジションを取ってボールを受けると、そのまま左足を一閃。強烈なミドルシュートゴール右を射抜き、初ゴールを記録した。冷静沈着な久保が力強い咆哮を見せた姿も、歓喜の大きさを物語っていた。

 全3ゴールに絡む圧巻のパフォーマンスを受け、AP通信は「久保の飛躍」と取り上げ、「ジダン監督が新たに才気溢れる選手をチームに招待するのも、そう遠くはないかもしれない。そう、日本のティーンエイジャー、タケフサ・クボだ」と、ビジャレアル戦での活躍によって、保有元であるレアルへの帰還を早めるインパクトを与えたことを主張していた。久保にとってはようやくつかんだスペインゴールだが、レアルにもたらした影響も少なくないのかもしれない。(Football ZONE web編集部)

マジョルカの日本代表MF久保建英【写真:Getty Images】


(出典 news.nicovideo.jp)