(出典 www.football-zone.net)



ラ・リーガゴールを記録したマジョルカの日本代表MF久保建英が、自身のゴール、試合を振り返った。試合後の会見で明かしている。

久保は、10日に行われたラ・リーガ第13節のビジャレアル戦で先発出場。久保は積極的な仕掛けで2本のPKを獲得するなど、チームに貢献すると迎えた53分、ボックス手前でパスを受けた久保が左足を一閃。強烈なシュートネットに刺さった。チームは3-1で勝利している。

66分で交代した久保だが、4試合ぶりの白星を記録したことについて「まずチームが勝利してとても満足しているし、自分もゴールを挙げられたから、より満足できた。勝ち点3を獲得したという良い感じを得て、ボクたちはちょっと気を楽にしてインターナショナルマッチウィークに入ることができる」とコメントチームの4試合ぶりの白星を喜んだ。

また、2つのPK奪取と初ゴールを記録した試合の感想は「自分がゴールを入れたという意味では一番の試合とも言えるけど、その一方ではあまりいい感じで試合に入ることができなかった。幾つかボールコントロールを誤ったし、それは自分の長所。そこは改善していかないといけないところだけど、それからは上手くいった」と語り、開始当初はあまり良くない部分があったとも明かしている。

PKを獲得したシーンについては、「エリア内に入るためにボクはドリブルでかわしたかったんだけど、ボールが少し前に行ってしまった。そこで自分に近づく選手が見えたから、ぶつかりに行った。でも接触はあったし、それはPKを取るのに十分なものだったと思う」と振り返り、自身の判断で獲得できたとコメントしている。

また、欧州5大リーグ日本人最年少となったゴールについては「ゴールは自分に命を与えてくれる。チームが勝ち点3を獲得するのと同じように。交代した時は皆、ボクにお祝いを言ってくれたよ。でもまだ20分残っていたから、誰も気を緩めることなくて、試合が終わるまでは無口だったね」とかたり、ゴールを喜びながらも、チームの勝利が決まるまでは集中していたことも明かした。

若くして海外でプレーすることが大きく取り上げられている久保だが、「ボクだけがリーガでも他のリーグでも若い選手じゃないし、サッカーはどんどん若年化していっている。それを自分にとって有利な点にしていかないと」と語り、他の若手選手の活躍があることも含め、若さを生かしたいとコメント。一方で、メディアに大きく注目されることについては「注目を浴びているのは時々、凄いプレッシャーになるけど、そういうもんだから、克服していかないとね」と語り、期待に応える活躍を見せる意気込みを語った。

久保は今回のインターナショナルマッチウィークで、A代表ではなくU-22日本代表に合流する。久々の東京オリンピック世代での試合となることについては「自分は何回か行ったことがあるけど、もう完全に別のチームに生まれ変わっていると思う。新しく入る選手たちが何人かいるから、その選手たちがしっかり順応して、また競争が生まれていくのが一番なのかなと思います」と語り、チームとの順応に加え、ポジション争いに臨む意向を示した。

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