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バルセロナ×レアルが政情不安によって開催延期、グリーズマンがオフにNBA観戦

 現地時間26日に行われる予定だったリーガ・エスパニョーラ第10節、バルセロナレアル・マドリードの「エル・クラシコ」は現地バルセロナの政情不安によって12月18日に開催が延期された。世界中のサッカーファンにとっては残念な出来事となったが、選手の中では貴重な“休暇”としているようだ。

 今回のクラシコに関しては、スペイン政府が罷免したカタルーニャ州首相などに対して、裁判所が実刑判決を下した。これに怒りを示した市民団体が市内の中心部や空港などで大規模なデモを行っている状況を受け、最終的に延期が決定された。政治的な側面が大きな影を落とすなかで、選手たちにとってみれば突然スケジュールが空くことになったのだ。

 現地時間23日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ、スラビア・プラハ戦を2-1で勝利したバルセロナは24日にトレーニングを行った後、25、26日の2日間をオフにすることにしたとスペイン紙「マルカ」は伝えている。

 ここで素早い動き出しを見せたのが、新加入のフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンだった。グリーズマンは大のバスケットボールファンとして知られるが、アメリカニューヨークで開催されるNBAブルックリン・ネッツ対ニューヨークニックスを観戦するための“弾丸ツアー”を敢行したのだという。

 グリーズマン以外にも「他の何人かの選手も海外での充電を選んでいる」とのことで、オンとオフの切り替えの早さには驚かされる。八村塁(ワシントン・ウィザーズ)の活躍で日本でも盛り上がるNBAだが、別のオフ期間でもバスケ好きのグリーズマンが観戦する姿が今後も見られるかもしれない。(Football ZONE web編集部)

グリーズマンがオフにNBA観戦【写真:Getty Images】


(出典 news.nicovideo.jp)