ロサンゼルス・ギャラクシーの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(38)のマンチェスター・ユナイテッド復帰は実現しないようだ。イギリス『メトロ』が同国『テレグラフ』を引用して伝えている。
今夏にチリ代表FWアレクシス・サンチェスとベルギー代表FWロメル・ルカクをインテルに放出したユナイテッド。今シーズンが始まると、ただでさえ手薄な攻撃陣に負傷者が相次ぐ非常事態に。オーレ・グンナー・スールシャール監督は、攻撃陣が不足していることを認め、来冬の移籍市場で前線の補強を最優先にすると明言している。
これを受けて、8月下旬には、12月でLAギャラクシーとの契約が満了するイブラヒモビッチが「もしユナイテッドが必要とするなら、俺はここにいる」と古巣復帰を逆オファーするかのような冗談交じりのコメントを残していた。だが、ユナイテッドの上層部は、獲得に否定的な模様。クラブは若返りを目指しており、短期的な修正のためにはサインしないと主張し、復帰の可能性を除外したようだ。
ユナイテッド在籍時には、公式戦53試合で29得点10アシストと存在感を発揮し、今シーズンのメジャーリーグ・サッカー(MLS)では29試合に出場し30得点7アシストを記録するなど、衰えを見せないイブラヒモビッチ。以前、まだセリエAでプレーできるかと質問された時には、「ああ、100%できるね。イタリアでも他の国でも違いを生むことができる」と自身はまだトップリーグで活躍できると確信している。ユナイテッド復帰は絶望的なようだが、12月で契約が切れるスウェーデンのカリスマは、次なる活躍の舞台をどこに移すのだろうか。
(出典 news.nicovideo.jp)
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