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ドルトムントハンスヨアヒム・ヴァツケCEOが、かつての指揮官を呼び戻そうとしていたことを告白した。イギリススカイスポーツ』が報じた。

ヴァツケCEOが呼び戻そうを考えていたのは、リバプールで指揮をとるユルゲン・クロップ監督だ。2018年の夏、復帰をオファーしようと考えていたと、自伝である『REAL LOVE』で明かした。

ドルトムントは、クロップ監督が指揮を執っていた7シーズンで、2度のブンデスリーガ優勝。日本代表MF香川真司(現レアル・サラゴサ)やポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ(現バイエルン)らを擁して、ドイツサッカー界を席巻した。

しかし、クロップ退任後はドルトムントの競争力も落ちていき、バイエルンの一強時代に逆戻り。一方のクロップ監督は、2015年リバプール監督に就任すると、2018-19シーズンチャンピオンズリーグを制していた。

ヴァツケCEOは、クロップ監督を引き戻したいと思っていたものの、クロップ監督がリバプールとの契約を履行するという決断には驚かなかったと明かした。

「ユルゲン(・クロップ)がリバプールでの契約を履行することはわかって居た」

「ユルゲンはいつでも契約を全うしてきたが、もし新しい道に進みたいと思い、我々ドルトムントが新境地を開拓しなければならなかった場合は、少なくとも私はユルゲンにそれが想像できるかを尋ねるだろう」

「私は全く期待していなかった。しかし、彼に尋ねなかったことをを許せなかったと、その瞬間に思ったよ」

シーズンリバプールは、プレミアリーグの開幕から無傷の8連勝。昨シーズンは1ポイント差で2位に終わったが、今年こそ初めてプレミアリーグの頂点に立つ期待が高まっている。

ヴァツケCEOは、クロップ監督のリバプールでの成功は、その誠実さが影響していると語っている。

「我々の関係で最も重要なことは、我々が何も疑わずに、お互いに頼ることができるということだった」

「ユルゲンは私に嘘をつかなかった。彼は仕事中であっても、常に正直だ。そして、私も彼に嘘をつかなかった」

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(出典 news.nicovideo.jp)