(出典 amd.c.yimg.jp)



過密日程も…「五輪の金メダル」を目指しオーバーエイジでの参戦を希望か

 レアル・マドリードスペイン代表でキャプテンを務めるDFセルヒオ・ラモスが、2020年に向けて壮大な“ダブルタイトル獲り計画”を進めているようだ。スペイン紙「エル・ムンド」、「マルカ」などによると2020年の欧州選手権(EURO)、そして東京五輪への出場を希望しているという。

「東京に行くチャンスがあるのならば、彼にとってはとても興奮することになるだろう」

 各紙によると、ラモスに近い関係者たちはこのように話し、東京五輪出場に向けてモチベーションが高いことを伝えている。クラブではリーガ・エスパニョーラUEFAチャンピオンズリーグ(CL)、クラブワールドカップ(W杯)、代表では2010年南アフリカW杯EURO20082012の連覇など数々のタイトルを獲得してきたラモスにとって、「五輪の金メダル」は唯一手にしていないビッグタイトルと言っていい。それを獲得するため、オーバーエイジ(3人まで登録可能な23歳以上の選手)による東京五輪参戦を考えても不思議ではない。

 ただし本当に五輪に参加する場合、ラモスは来夏非常にタフなスケジュールを送ることになる。EUROの決勝は来年7月12日ロンドンのウェンブリー・スタジアムで開催されるが、東京五輪サッカー競技はその10日後、7月22日からスタートして8月8日までの日程となっている。それでもプレーすることは可能だと本人は考えている模様だ。またスペインサッカー連盟も、これまではオーバーエイジの使用に消極的だったが、ラモスの熱意がこれを変えるかもしれないとしている。

「エル・ムンド」紙では「東京でラファエル・ナダルテニス)、パウ・ガソル(バスケットボール)、セルヒオ・ラモスがともに入場行進する可能性はある」と、同国のスーパースターが揃い踏みするかもしれないとも伝えている。ワールドクラスセンターバックが参戦となれば、東京五輪サッカー競技も大きな盛り上がりを見せるだろう。(Football ZONE web編集部)

スペイン代表でキャプテンを務めるDFセルヒオ・ラモスが東京五輪に?【写真:Getty Images】


(出典 news.nicovideo.jp)