(出典 football-tribe.com)



フィジカルコンディションに加え、今夏の移籍騒動の余波を不調の原因と推測

 マンチェスター・ユナイテッドフランス代表MFポール・ポグバは、今季なかなか周囲を納得させるパフォーマンスを見せられていない。アーセナルで長期政権を築いたアーセン・ベンゲル氏は、衛星放送「beIN SPORTS」でポグバの現状に言及。“2つの問題”が不調の原因になっていると主張した。

 今夏、ポグバはユナイテッドから移籍することに熱心だと伝えられ、レアル・マドリードユベントスといった欧州のビッグクラブから関心を寄せられた。ただ、最終的に移籍は成立せず、改めてユナイテッドの一員として新シーズンに臨んでいる。しかし、ここまでポグバパフォーマンスは上向かず、直近の公式戦2試合は怪我のために欠場。チームとともに苦しい状況が続いている。

 この状況を見て、ベンゲル氏は「beIN SPORTS」でポグバが抱える問題を指摘。まずはコンディション面の問題に言及した。

ポグバシーズン開幕以降、怪我の影響もあって完全にはフィットしていないと思う。第7節のアーセナル戦(1-1)でも、フィジカル面の自信を完全には取り戻していないように見えた。フィジカルに強みのある選手であり、フィットネスの回復が必要だ」

 また、ベンゲル氏は今夏の移籍騒動にも触れ、「出て行こうとしていた選手が引き留められれば、周囲との関係を築き直さなければならないし、パフォーマンスにも影響する」と語った。そのうえで「この2つがパフォーマンスに影響を与えているのだろう」として、フィジカルコンディションと移籍騒動の余波が不調の原因だと推測している。

 ポグバが怪我の影響で、今回の国際Aマッチウィークフランス代表からも外れている。リーグ中断期間に完治させるとともに“問題”を解決し、期待どおりのパフォーマンスを見せることができるだろうか。(Football ZONE web編集部)

ベンゲル氏がポグバの抱える問題を指摘【写真:Getty Images】


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