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 ドイツ代表のヨアヒム・レーヴ監督が代表の正GKをめぐる問題についてコメントした。4日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 ドイツ代表は9日に国際親善試合でアルゼンチン代表と、13日にEURO予選でエストニア代表と対戦する。その2試合に向け、DFB(ドイツサッカー協会)は4日に代表メンバーを発表。GKにはバイエルンに所属するマヌエル・ノイアーバルセロナマルクアンドレ・テア・シュテーゲン、さらにアーセナルのベルント・レノが招集された。

 9月に行われたEURO予選のオランダ戦と北アイルランド戦では共にノイアーがフル出場しており、それ以来テア・シュテーゲンと代表の正GKの座を巡って舌戦を繰り広げた。さらに、バイエルンのウリ・ヘーネス会長も「彼(テア・シュテーゲン)はふさわしくない」と同選手を非難し、さらには同クラブの選手の招集拒否まで示唆してレーヴ監督を牽制していた。

 レーヴ監督は「私たちには優れたクオリティを持つ2人のGKがいて幸せだよ」と贅沢な悩みを吐露。また、「いつも言っているように、ノイアーが私たちのキャプテンだし、何も起こらなければ彼は我々のNo.1だよ」とコメントし、自らの考えを明確に示した。しかし「すべての選手が彼らのパフォーマンスを精査されることは明確」とし、テア・シュテーゲンの起用も明言した。

「我々は2人のGKと話して、テア・シュテーゲンがアルゼンチン戦で、ノイアーエストニア戦でプレーすることを決めたよ」

ドイツ代表の正GKを争うテア・シュテーゲン(左)とノイアー(右) [写真]=Getty Images


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