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日本サッカー協会(JFA)は3日、10月の代表ウィークに臨む同国代表メンバー23名を発表した。

9月10日に敵地で行われたカタールワールドカップ(W杯)アジア2次予選初戦でミャンマー代表を2-0で退け、白星スタートを切った日本。10月は2試合の2次予選が組まれており、10日に埼玉スタジアム2002でモンゴル代表と対戦後、続く15日にタジキスタン代表とのアウェイゲームに挑む。

会見にはJFAの関塚隆技術委員長と、日本代表を率いる森保一監督が出席。森保監督はメンバー発表後、メディア陣からの質疑に応対し、FW大迫勇也(ブレーメン/ドイツ)をケガで欠く、FW陣について言及した。

◆森保一監督(日本代表)
──FW大迫勇也(ブレーメン/ドイツ)がケガしているFW陣で、FW浅野拓磨(パルチザン・ベオグラード/セルビア)、鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)が復帰。彼らを招集した狙いと期待することは?
「まずは大迫(勇也)のケガに関してはチームとしても痛いです。それでも本人がプレーできなくなることが一番痛いことなので、本人には焦らずにケガを治してもらって、クラブで、そして後に代表で充実したプレーができるように回復をしてもらえればと思っています」

「浅野(拓磨)と鎌田(大地)の選出については、彼らは所属チームで継続して試合に出ています。良いパフォーマンスも見せてくれています。そして日本代表として、今回のモンゴル戦とタジキスタン戦を戦っていく中で、彼らが持っているものを十分、チームで生かせると思っています。逆に彼らが今、好調な部分を日本代表の戦いに生かしてほしいなと思って招集しました」

──招集したFW永井謙佑(FC東京)、浅野、鎌田は、大迫のようなタイプではない。ポストプレーヤーのような選手を招集しなかった理由は?
「FWのタイプが違うということはチームにとってオプションがたくさんできるということで、良いことだと思っています。今回、招集した3選手もそれぞれ特長を持った選手ですし、本人たちが良さをこの戦いで見せて欲しいなと思っています」

タイプ的に浅野と永井は、スピードが特長の選手ですが、引いた相手にどうやってそのスピードを生かしていくのかと思われているかもしれません。ただ、浅野とは(サンフレッチェ)広島時代からチームの活動を共にしていて特長は分かっています」

「永井とも6月からの代表活動で一緒に戦うことができています。スピードもありますけど、チームコンセプトを伝えたうえで『こういうプレーもして欲しい』と要求すれば、起点となるプレーもできることをこれまでの活動のなかで見せてくれています。必ず、10月の代表の戦いでも本人たちの良さを発揮しながら、チームで戦う一人として力を発揮してくれると思います」

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(出典 news.nicovideo.jp)