マンチェスター・ユナイテッドを率いるオーレ・グンナー・スールシャール監督が、今冬の移籍市場での前線の補強を明言した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
今夏にチリ代表FWアレクシス・サンチェスとベルギー代表FWロメル・ルカクをインテルに放出したユナイテッド。しかし、センターフォワードの後釜を確保できずにシーズンがスタートすると、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードとフランス代表FWアントニー・マルシャルが相次いで負傷離脱する不運に見舞われた。
そして、現時点でセンターフォワードでのプレー可能な選手は、10月1日に18歳のバースデーを迎えるU-21イングランド代表FWメイソン・グリーンウッドただ一人となっている。
この現状を受けて、スールシャール監督はクラブが今冬の移籍市場に向けて前線の補強に動いていることを明かした。
「もちろん、アレクシスとルカクを放出したのだから、次の移籍市場で獲得すべきはFWだということは誰でもわかるはずだ」
「我々は創造性を持った選手や得点を奪える選手を探している。だが、獲得する選手はクラブにとって適した人材でなくてはならない」
「これまで獲得可能なストライカーはいたが、我々の求めていた選手ではなかった。そういった意味ではこの夏に自分たちが望んだ選手を獲得することはできなかった」
「その選手に対して100パーセントの確信が持てないのであれば獲得する意味はない。我々が獲得したいのは長期に渡ってクラブに在籍可能な適切な選手だけだ。それこそ我々が示すべき長期的なプランだ」
なお、現時点で補強の最有力候補に挙がっているのは、マウリツィオ・サッリ監督の就任以降、構想外の扱いを受けるユベントスの元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチ。33歳という年齢を考慮すると、スールシャール監督のコメントと必ずしも合致するわけではないが果たして…。
(出典 news.nicovideo.jp)
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