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 プレミアリーグは“マンデーナイト”も熱い戦いが繰り広げられる。30日に行われる第7節では、マンチェスター・Uアーセナルが対戦。イングランドサッカー界をけん引してきた名門同士だけに両者のライバル意識はすさまじく、今回も熱く激しい戦いが予想される。

 お互いを敵視する関係だが、過去には両チームユニフォームに袖を通した選手が何人か存在する。そこで今回は、マンチェスター・Uアーセナルプレーした6人の選手たちを紹介しよう。

◆■アレクシス・サンチェス

生年月日:1988年12月19日(30歳)
国籍:チリ
ポジション:FW

アーセナル在籍:2014年7月~2018年1月
マンチェスター・U在籍:2018年1月~
*今季はレンタルインテルに在籍

2014年夏にバルセロナからアーセナルに加入すると、エースとして活躍。2014-15、2016-17シーズンの2度にわたり、FAカップ制覇に貢献した。アーセナルクラブ年間最優秀選手にも2度輝いたが、さらなるタイトル獲得を夢見て2018年1月にマンチェスター・Uへ移籍。新天地では伝統の背番号「7」を受け継いだが、在籍1年半で5得点と期待に応えることができなかった。今夏、8年ぶりに復帰を果たしたセリエAで完全復活を目論む。

◆■ヘンリク・ムヒタリア

生年月日:1989年1月21日(30歳)
国籍:アルメニア
ポジション:MF

マンチェスター・U在籍:2016年7月~2018年1月
アーセナル在籍:2018年1月~
*今季はレンタルローマに在籍

2016年夏、監督を務めていたジョゼ・モウリーニョ氏から「優れた技術とビジョンを持った真のチームプレーヤーだ」との高評価を受けて、マンチェスター・U入り。しかし、ドルトムント時代ほどの輝きを見せることはできず、2年半後にA・サンチェスとのトレードでアーセナルへ移籍することが決まった。昨季は公式戦39試合に出場し、6ゴール7アシストを記録。まずまずの活躍を見せていたが、セリエAの移籍期限最終日にローマへのレンタル移籍が決まり、イタリアで新たなキャリアをスタートさせることとなった。

◆■ロビン・ファン・ペルシー

生年月日:1983年8月6日(36歳)
国籍:オランダ
ポジション:FW

アーセナル在籍:2004年7月~2012年8月
マンチェスター・U在籍:2012年8月~2015年7月

アーセナルでは、2011-12シーズンプレミアリーグ得点王を初受賞。キャプテンも務めるなどチームの顔として活躍していたが、2012年夏にマンチェスター・Uへの移籍を決断した。エースの“裏切り”とも受け取れる行為は、地元ファンから大きな反発を招いたのは言うまでもない。そんな周囲の喧騒をよそに、本人は新天地でも得点を量産。2012-13シーズンは26ゴールを挙げて、2年連続の得点王に輝くとともに、自身初のプレミアリーグ優勝を味わった。そのシーズン限りで指揮官を勇退したアレックス・ファーガソン氏も「パズルの最後の1ピース」と絶大なる信頼を寄せていた。

◆■ダニー・ウェルベック

生年月日:1990年11月26日(28歳)
国籍:イングランド
ポジション:FW

マンチェスター・U在籍:~2014年9月
アーセナル在籍:2014年9月~2019年8月

マンチェスター・Uアカデミー出身で、2008年9月にトップチームデビュー。卓越したスピードと豊富な運動量を兼ね備えた逸材として将来を嘱望されていた。しかし、ワールドクラスの選手たちとの競争に勝てず、2014年夏にアーセナルへ移籍。新天地で真のブレイクが期待されたが、度重なるケガに悩まされて、5シーズンで公式戦通算32ゴールにとどまった。昨季限りでアーセナルとの契約が満了し、今季からはワトフォードへと活躍の場を移している。

◆■ミカエル・シルヴェストル

生年月日:1977年8月9日(42歳)
国籍:フランス
ポジション:DF

マンチェスター・U在籍:1999年9月~2008年8月
アーセナル在籍:2008年8月~2010年8月

1999年夏にインテルからマンチェスター・Uに加入し、左サイドバックセンターバックとして活躍。公式戦350試合以上に出場し、4度のプレミアリーグ優勝と1度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇に貢献した。2008年夏には同胞のアーセン・ヴェンゲル監督に誘われ、アーセナルへ移籍。しかし、レギュラー確保には至らず、ロンドンで2年間過ごした後、ブレーメンへと移籍した。

◆■アンディコール

生年月日:1971年10月15日(47歳)
国籍:イングランド
ポジション:FW

アーセナル在籍:~1992年3月
マンチェスター・U在籍:1995年1月~2002年1月

マンチェスター・Uでの活躍が有名なアンディコールだが、実はアーセナルアカデミー出身。その印象が薄いのは、トップチームでのリーグ戦出場数がわずかに「1」だったからだ。1992年ブリストル・シティへ売却されると、ニューカッスルを経て、マンチェスター・Uに加入。この頃にはリーグ屈指のストライカーとしての地位を築いており、元トリニダード・トバゴ代表FWのドワイトヨーク氏との2トップで得点を量産した。1998-99シーズンには、プレミアリーグ、FAカップ、CLの“トレブル”を達成。伝説のチームの一員としてサッカー史にその名を残している。

(記事/Footmedia

マンチェスター・Uとアーセナルに在籍経験を持つ6人の選手たち [写真]=Getty Images


(出典 news.nicovideo.jp)