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18歳ロドリゴが公式戦デビュー 出場1分で初ゴールマーク

 レアル・マドリードは現地時間25日、リーガ・エスパニョーラ第6節オサスナ戦に臨み、2-0で快勝を飾った。この試合でゴールを挙げたのはクラブの将来を担うと目されるFWヴィニシウス・ジュニオールとMFロドリゴの10代ブラジルコンビ。ロドリゴは公式戦デビュー1分で初得点をマークする離れ業をやってのけた。この活躍ぶりにジネディーヌ・ジダン監督も目を細めているようだ。

 試合が動いたのは前半37分、ドイツ代表MFトニ・クロースのラストパスを受けたヴィニシウスが右足シュートで先制点をゲット。後半に入ってレアルセルビア代表FWルカ・ヨビッチの抜け出しからのゴールがVARによって特典が認められない場面もあったものの、後半26分にヴィニシウスに代わって投入されたロドリゴが大仕事をやってのけた。公式デビュー戦、わずか出場1分。左サイドでロドリゴがボールを受けると、小気味いいカットインから右足シュートを放ち、ゴール右隅へと突き刺したのだ。

 これで試合を決定づけたレアルは勝ち点3を確保。次節に待つアトレチコ・マドリードとの首都ダービーに向けて勢いづく1勝となった。スペイン紙「マルカ」によるとジダン監督も試合後の会見で「我々はより良くなったし、この形を続けていくつもりだ」と語るとともに、殊勲の2人について問われるとこう手放しで称賛している。

「彼らに満足している。2人が両方ともティーンエイジャーであることを忘れてしまいそうだし、サンチャゴ・ベルナベウで得点したことは心が揺れ動いただろう。私自身、ロドリゴのボールコントロールを気に入っているし、ヴィニシウスの得点もとても重要だ。彼もここにいることが幸せだろう」

 日本代表MF久保建英(マジョルカへ期限付き移籍)と同タイミングで加入したロドリゴ、そして去就が注目されがちなヴィニシウスがすでに戦力であることを強調している。ベルギー代表MFエデン・アザールウェールズ代表FWギャレス・ベイルのような大型補強組に目が行きがちだったレアルの中で、若きブラジリアンコンビクラブに新風を巻き起こせるか。(Football ZONE web編集部)

(左から)レアル・マドリードMFロドリゴ、FWヴィニシウス【写真:Getty Images】


(出典 news.nicovideo.jp)