サッカーにおいて、サイドの選手には高さはあまり求められない傾向にある。
しかし海外にはサイドでプレーするデカい選手もゴロゴロいる。ということで今回は今季注目の大型サイドバックをまとめてみた。
アレクサンダル・コラロフ(ローマ)
身長:187cm
シティからローマへやってきて4年目となるベテランサイドバックのコラロフ。大柄ながら正確な左足を持っており、プレースキックの名手として知られている。
特に昨シーズンはPK、フリーキックを数多く決めた。結果的にセリエAで8ゴールとフォワード並みのスタッツを記録。今季も3試合2ゴールとハイペースでゴールを重ねている。
内訳はそれぞれPKと直接フリーキックであり、今季もローマのキッカーはコラロフで決まりだ。
トマ・ムニエ(PSG)
身長:190cm
PSGの右サイドバック、ムニエ。25歳まで地元ベルギーの名門、クラブ・ブルッヘでプレーしていた比較的遅咲きの選手だが、2016年にPSGへといきなりステップアップした。
今では大型サイドバックとして活躍しているが、キャリア初期はフォワードとしてプレーしていた経歴を持ち、本格的にサイドバックとしてプレーしたのはプロになってからである。
そのこともあってか、現在も攻撃的なセンスは健在であり、プレースタイルにも活かされていると言えるだろう。
冨安 健洋(ボローニャ)
身長:188cm
ボローニャのサポーターからの信頼を早くも勝ち取っている冨安。センターバックの印象が強いが、イタリアでは現在サイドバックとして起用されている。
守備面だけでなく、オーバーラップや仕掛けといった攻撃面も高く評価されているようだ。直近の代表戦のパラグアイ戦、またW杯予選のミャンマー戦でもサイドバックとして一定時間プレーした。
日本代表としてはサイドバックの新しい選択肢が増えたことは、これからより厳しい戦いとなるW杯予選に向けて明るい材料になるだろう。
ファウジ・グラム(ナポリ)
身長:188cm
膝の怪我による離脱から戻ってきたグラム。怪我がちではあるが、近年のナポリを支えてきた長身左サイドバックである。
フランス生まれフランス育ちであり、ユース世代ではフランス代表としてプレーしていた。その後、あのハリルホジッチからの勧誘を受けて、自身の両親のルーツであるアルジェリア代表としてプレーすることを決断し、今に至る。
今年行われたアフリカ杯では、アルジェリア代表が二度目となる優勝を果たしたが、負傷のため参加できなかったことは残念であった。
ルーク・ショウ(マンチェスター・ユナイテッド)
身長:185cm
育成の名門サウサンプトンでプレーし、10代の頃からその才能を高く評価されていたルーク・ショウ。
19歳でユナイテッドへと引き抜かれたものの怪我が多く、期待には応えられていなかった。しかし昨季はリーグ29試合に出場、ようやく4年目にして戦力として計算できるようになった。
長身だがなぜか高さより幅が気になる体型であり、現地では太り過ぎているという批判も多い。ルカクが移籍前にリークしたフィジカルテストの結果によるとチームで最も足が遅いらしいが果たして。
(出典 news.nicovideo.jp)
コメント
コメントする