(出典 sakanowa.jp)



 イングランドプレミアリーグアーセナルや、Jリーグ名古屋グランパスエイトなどで監督を務めたフランスの名将、アーセン・ベンゲル氏が、何と吉本興業日本国内のマネジメント契約を結んだことが明らかになった。あまりにも唐突な話だが、その裏では吉本のJリーグ参入が囁かれているという。

 宮迫博之らによる闇営業問題で会社と芸人との契約の在り方を見直さざるを得なくなった吉本だが、驚きの人物との契約に成功した。ベンゲル氏は「名古屋グランパスを指揮して、天皇杯を獲得してから25年の月日が流れました。東京に戻ってきます。本当にうれしいです。日本サッカー界の皆さまに再開できることを今から心待ちにしています。今秋、日本で会いましょう!!」とコメントを発表。10月には吉本の劇場で講演会が開催される予定だ。

 元プロ野球選手で現在は東北楽天ゴールデンイーグルス取締役ゼネラルマネジャーに就任している石井一久氏や、元サッカー日本代表柏レイソルヘッドコーチに就任している井原正巳氏らと契約している吉本だが、なぜ今、ベンゲル氏なのか?

2020年東京五輪後、早ければ2021年に東京をホームとしたJリーグチームが創設されるのでは? とウワサになっています。すでに東京にはFC東京などがありますが、ウワサの新チーム新国立競技場ホームにするという話。比率は分かりませんが、そこに吉本が出資するのではといわれています」(サッカー関係者)

 現在、監督としてフリーのベンゲル氏との契約は、新チーム設立に向けた布石というのだ。ホーム新国立競技場となれば満員にするのは容易ではなく、とにかくスターを集めた話題性が求められる。そこの指揮を執るのに、ベンゲル氏はうってつけだ。

「一連の闇営業騒動で、吉本の企業イメージは地に堕ちた。Jリーグに参入して、少しでも回復したいという本音も見え隠れする」(お笑い関係者)

 吉本は現体制になってから、お笑いの会社からの脱却を目指して、例えば国と教育事業を行うなど積極的に動いている。Jリーグ参入もその一環と考えられる。そのために、まずはベンゲル氏を押さえたということだろう。

 何はともあれ楽しみだ。



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