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 ジョゼ・モウリーニョ氏が、マンチェスター・Uに所属するスペイン代表GKダビド・デ・ヘアの契約延長はクラブにとっていい取り引きではなかったと考えているようだ。22日、イギリスメディアスカイスポーツ』が伝えている。

 マンチェスター・Uは16日、これまでの契約が来夏までとなっていたデ・ヘアとの契約を2023年6月まで延長したことを発表した。同メディアによると、同選手の週給は35万〜37万5000ポンド(約4700万〜5000万円)で、GKでは世界最高額となった。

 モウリーニョ氏は昨シーズン途中まで率いていたマンチェスター・Uの守護神の才能を認めてはいるものの、「ユナイテッドが彼(デ・ヘア)とこのタイミングで巨額な契約を締結する必要はなかったと思う」と自身の見解を明かした。

「1年か2年前ならこの契約は正解だった。だが、今となっては他の多くのビッグクラブへ加入する道は閉ざされてしまっている。レアル・マドリードはティボー・クルトワとサインしたからもうGKは必要ない。バルセロナには若くて才能のあるマルクアンドレ・テア・シュテーゲンがいる。PSGパリ・サンジェルマン)には素晴らしいGKであるケイラー・ナバスが加入したばかりだ」

「だからユナイテッドにはデ・ヘアがいなくなるというプレッシャーはもうないと思う。そのような金額を支払って獲得するクラブがあるとは思えないからね。彼が今、信じられないような契約を手にしたことは少し運が良かったと思う。それでも彼のゴール前での俊敏性や技術力は誰よりも優れているけどね」

先日マンUとの契約延長が発表されたデ・ヘア [写真]=Getty Images


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