最短1カ月間は専任CBが1人となったシティ、グアルディオラ監督が講じる策を予想
現在のマンチェスター・シティには、センターバック不足という危機に見舞われている。CBを専任とする選手がアルゼンチン代表DFニコラス・オタメンディだけとなる緊急事態に、英地元紙「マンチェスター・イブニングニュース」がジョゼップ・グアルディオラ監督に向けて三つの提案を行っている。
ベルギー代表DFヴァンサン・コンパニが今夏に去ったシティは、8月31日に行われたプレミアリーグ第4節ブライトン戦(4-0)でフランス代表DFアイメリク・ラポルテが負傷。今年いっぱいは絶望となる長期離脱を強いられるなか、17日にはイングランド代表DFジョン・ストーンズの負傷が明かされ、1カ月近く離脱することになった。立て続けにCBが離脱したシティは、本職のCBがオタメンディだけとなってしまった。
その状況に「マンチェスター・イブニングニュース」紙は「戦術的革新者と名高いグアルディオラだが、現在の苦境に基づき実験を強いられるだろう」と主張。その解決策を提案している。
まず一つ目に、ブラジル代表MFフェルナンジーニョあるいはスペイン代表MFロドリをCBに据える最も現実的な策が提案されている。同紙は、以前に経験済みであるフェルナンジーニョという選択肢になる可能性は高いとしながらも、190センチ超あるロドリを空中戦対策のための配置として適していると主張している。
続いて二つ目の策として、右サイドバックを主戦場とするイングランド代表DFカイル・ウォーカーをCBに推薦。同紙はウォーカーをCBとすることで、ポルトガル代表DFジョアン・カンセロを使うことができると伝えている。また、ウォーカーにはスピードというメリットがあり、ポゼッションサッカーを展開するシティが恐れるカウンター攻撃への対策となると訴えている。
三つ目は、3バックにするシステム変更が提案されている。グアルディオラ監督は2017-18シーズンに3-5-2を採用した実績があり、同紙はその可能性を示唆した。オタメンディを中心にウォーカーとフェルナンジーニョを3バックに配置。右にカンセロ、左にフランス代表DFバンジャマン・メンディを据える策を提案している。
現在のシティは、ストーンズが復帰するまでの1カ月間をどう乗り切るかが注目されている。グアルディオラ監督はどのような策を講じて、この緊急事態に対応するのだろうか。(Football ZONE web編集部)
(出典 news.nicovideo.jp)
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