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バルサ下部組織で共闘したファティと久保 地元紙も太鼓判「両者とも素晴らしい選手」

 スペインの名門バルセロナで現在大きな話題となっているのは、16歳にしてトップチームゴールを決めるなど結果を起こしているギニアビサウ出身のMFアンス・ファティだ。彼を巡る注目度は日ごとに増す一方だが、マジョルカの日本代表MF久保建英との縁について、マジョルカの地元紙が紹介している。

「Diario de Mallorca」紙は「クボとアンス・ファティは友達でありライバル」というタイトルの記事で、「マジョルカの日本人MFとバルセロナギニアビサウ出身のアタッカーは、幼少の頃にユニフォームをともに着ていたのだ」と言及した。

 10月31日17歳となるファティの1歳年上に当たる久保だが、バルセロナの下部組織所属時代にファティとともにプレーしていた経験を持つ。それについて、このように触れている。

「彼らに共通する若い能力、そしてピッチで見せる高いクオリティープレーとともに、クボとファティには大きな共通点がある。例を挙げれば、彼らはどちらもブラウグラナ(青とエンジ/バルセロナの愛称)のカンテラ、下部組織で発掘され、前線のアタッカーとして決定的な仕事をしていた」

 このように紹介された両者だが「赤きユニフォーム(マジョルカ)、ブラウグラナをそれぞれ身にまとう2人は、それぞれのクラブの力になるため戦うライバルとなり、友情をとどめておかなければならない。それは世界のサッカーの大きな希望であり、両者ともに素晴らしい選手だ」と期待を懸けている。

 久保とファティの“出世競争”はスペインだけでなく世界的にも大きな注目を集めそうだ。(Football ZONE web編集部)

(左から)バルセロナMFファティ、マジョルカMF久保【写真:Getty Images】


(出典 news.nicovideo.jp)