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ビルバオ戦に途中出場して決勝弾 次戦はスタメン起用の可能性も浮上

 スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英は、現地時間13日に行われたリーガ・エスパニョーラ第4節アスレティック・ビルバオ戦に後半途中出場し、PK獲得するなどキレのあるプレーを見せた。英メディア「GIVE ME SPORT」は「タケ・クボは世界に足を踏み入れた」と称賛している。

 久保に出番が回ってきたのは、0-0で迎えた後半18分だった。そこから右サイドハーフに入ると同35分に魅せる。ペナルティーエリア手前右でボールを受け、細かいタッチでドリブル突破。フェイントから縦に持ち出し、相手DFユーリファウルを誘発してPKを獲得した。

ゲームが0-0で最後の30分を迎えると、ビセンテ・モレノ監督ははクボを送り出し、試合を勝ちきろうとした。そして彼は、リーガで最初の魔法の瞬間を作り出したのだ。クボはホームデビューからわずか15分、相手ディフェンダーをかわそうとしたところで、PKを獲得。クボにとっては素晴らしいホームデビューだった」

 キッカーのスペイン人FWアブドン・プラツがPKを枠外に外し、決勝ゴールとはならなかったが、久保は疲労を感じさせないプレーを見せたことに、「GIVE ME SPORT」はマン・オブ・ザ・マッチを受賞したことも含めて称えていた。この鮮烈なプレーぶりを受けて、記事では久保の序列にも変化が起きるのではないかと予想している。

「彼は前を向くと危険な形を作っていたため、マジョルカの次戦のスターティングラインナップの座を獲得したかもしれない」

 ワールドカップ(W杯)予選で日本人選手史上最年少となる18歳89日でのデビューを飾ったとはいえ、日本とミャンマーを含む長距離移動やチームを離れていた期間を懸念する声があったのも事実。しかし、決定的な仕事をできることを証明したことで、チーム内の序列にも変化が起こるかもしれない。(Football ZONE web編集部)

マジョルカMF久保建英【写真:Getty Images】


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