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開幕から2戦連続で右SBとしてフル出場 SPAL戦ではダブルタッチや裏街道も披露

 セリエAボローニャの日本代表DF冨安健洋は、開幕2戦連続で右サイドバックとしてフル出場し、イタリアの地で新境地を開拓している。イタリアメディアは冨安を本拠地の「新アイドル」と称し、「ほとんどの人の心をつかんでいる」と評価している。

 ベルギー1部シント=トロイデンからボローニャに完全移籍した冨安は、本職のセンターバックではなく、右サイドバックとして開幕から2試合連続でスタメン出場。現地時間8月30日リーグ第2節SPAL戦(1-0)では、前半25分にマーカー2人を翻弄するダブルタチを披露すれば、後半8分にもブラジル人DFフェリペ相手に“裏街道”を鮮やかに成功させた。

 日本代表として出場した9月5日の親善試合パラグアイ戦(2-0)でも後半にセンターバックからサイドバックにスライド起用され、ボローニャでの経験が生きていると言っていいだろう。

 9月の代表戦を終え、15日の第3節ブレシア戦でリーグ戦が再開するが、イタリアサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は、「冨安はダッダーラの新アイドル」と題し、本拠地にスター候補が降臨したと伝えている。

「冨安はたった2試合でファンのお気に入りになった。すでにボローニャのほとんどの人の心をつかんでいる。テクニック、読みなど、チームで力を発揮する謙虚さを備えていると証明した。すでに(イタリア人FWリッカルド・)オルソリーニと良いハーモニーを奏でている」

 右サイドバックとして新境地を開拓する冨安の成長から目が離せない。(Football ZONE web編集部)

ボローニャDF冨安は開幕から2試合連続で出場している【写真:Getty Images】


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