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「時差ボケのまま戻ってきてハットトリックを決める」とメッシの異能を表現

 モナコの元スペイン代表MFセスク・ファブレガスが、バルセロナ時代にチームメートだったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシほどのクオリティーを持った選手は、今後現れることはないかもしれないと述べている。米スポーツ専門メディアブリーチャー・レポート」が報じた。

 2004年17歳トップチームデビューを飾ったメッシ。それから15年間、リーガ・エスパニョーラ制覇10回、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝4回、コパ・デル・レイ優勝6回など、バルサで数々の輝かしいタイトルを手にしてきた。

 昨季は公式戦50試合に出場し、51ゴール、22アシストマーク。今季はケガによりまだ公式戦でプレーできていないが、32歳となった現在でも第一線で活躍し続けている。

 バルサアカデミー「ラ・マシア」でもメッシプレーした経験があり、2011年から14年までバルサトップチームでともに戦ったセスクは、スペイン紙「AS」のインタビューで、メッシについてこう語っている。

「我々はロナウドロナウジーニョのような素晴らしい選手を見てきたが、メッシは15年間もトップに立ち続けている。彼は18歳の頃から常に最高の選手であり続けた。信じられないようなものを見てきている。彼は3日おきにゴールを決め、アルゼンチン代表でもプレーし、時差ボケのまま戻ってきてハットトリックを決めるんだ。本当に普通じゃない」

 そして、今後このようなクオリティーの選手が現れるのは「不可能だろう」だとし、メッシの再来はないとの見解を示した。

 これまでにクラブと代表で、キャリア通算671ゴール286アシストマークしているメッシゴールスコアラーとしてもチャンスメーカーとしても驚異的な能力を持つ選手であることは、この数字を見れば分かるだろう。さらには世界クラスのドリブラーであり、最高のパサーでもある。

 これらの並外れた才能を持つことに加え、長期にわたり最高のフォームを維持し続けていることが、多くの人々がメッシを史上最高と考える理由だろう。万が一、このような選手が再来するとしても、それはまだまだ先のことになるかもしれない。(Football ZONE web編集部)

バルセロナ時代のFWメッシ(左)とMFセスク【写真:Getty Images】


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