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今夏の移籍交渉に言及 「ネイマールバルセロナとのみ交渉してほしいと言ったのは事実だ」

 今夏の移籍市場締め切り直前で世界を騒がせたのは、パリ・サンジェルマンPSG)のブラジル代表FWネイマールの動向だろう。バルセロナ移籍を本人が熱望したもののそれが叶わない結果となったなか、バルサジョゼップ・マリアバルトメウ会長がクラブ公式の「バルサTV」に出演。2020年1月の移籍市場での獲得を計画していないことを明言した。

ネイマールPSGバルセロナとのみ交渉してほしいと言ったのは事実だ。ただ、予算や社会的な段階で簡単なものではなかった。バルサPSG側の要求に応えることはなかった。PSG側は彼らを求めたが、バルサネイマールのために選手を渡そうとは思わなかった。彼(ネイマール)と契約するためにあらゆる手を尽くしたのだが……」

 バルトメウ会長はこのように、今回の移籍交渉を振り返った。PSGは2億ユーロ(約236億円)の移籍金とともにMFジャン=クレール・トディボ、MFイバン・ラキティッチ、FWウスマン・デンベレとの交換を要求。3人の主力クラスを放出することに対して、バルサが首を縦に振ることはなかった。そのことを明らかにするとともに、バルトメウ会長はまことしやかに囁かれた噂を否定した。

「(アルゼンチン代表FWリオネル・)メッシが『ネイマールと契約してほしい』と我々に言ったことはない。それは作り上げられた話だ。選手たちは(他選手との)契約について発言権はない。技術・強化部門や監督によって決定されるものだから」

 このように語った同会長は「彼は1月のプランには入っていない」と、年明けに再び開く移籍市場でも獲得に動くことはないと話した。バルサ側が今シーズンの獲得を諦めたことで、ネイマールは覚悟を決めてパリでの日々を送るしかなさそうだ。(Football ZONE web編集部)

パリ・サンジェルマンFWネイマール【写真:AP】


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