そこで今回は「もうそろそろ代表に定着してほしい」、5名の選手を紹介したい。
スソ(スペイン)
ミランで本格的にブレイクし、今やエース級の活躍を見せているスソ。しかし、スペイン代表チームにはまだ定着できていない。
イニエスタやダビド・シルバのような選手がまだいない今の世代のスペイン代表に必要な選手の一人だ。創造性豊かであり、昨季はセリエAで10回のアシストを決めた。現時点でのイスコなどに比べれば、より効果的なプレーができるはずだ。
基本的にはウィングの選手だが、代表なら中央下がり目にポジションを取ってもおもしろいかもしれない。
ファビーニョ(ブラジル)
昨季は加入一年目ながらシーズン途中から調子を上げ、チャンピオンズリーグ優勝にも貢献、リヴァプールの躍進を支えたボランチがファビーニョである。
今夏コパ・アメリカのメンバーから落選したことはサプライズであった。チッチ監督には今ひとつハマっていないように見えるが、34歳になったフェルナンジーニョの後釜が務まるのはファビーニョしかいないのが現状だ。
今まではあまり代表経験がなかったが、これからは継続的に招集するべきであろう。
アイメリク・ラポルト(フランス)
このシティのDFがまだフランスA代表でプレー経験がない事実は衝撃的といっていい。
今やビルドアップにおいてトップクラスの選手だが、事情があるのだろう。フランス代表は近年左利きのセンターバックに非常に恵まれており、すでに3人も代表クラスの選手が揃っている。
デシャンとしては4人は多すぎると考えているのかもしれない。今回、ついに初招集されたもののケガで離脱することに。再びチャンスは与えられるだろうか。
マウロ・イカルディ(アルゼンチン)
彼がアルゼンチン代表で重用されない理由は皆よく分かっている。しかし一見豊富なように見えて、幅のない攻撃陣に必要な高さを持った選手でもある。
32歳になったメッシ抜きでの将来的なプランを考えるためにも、手段を選んでいる場合ではない。インテルでは冷遇されたがPSGへの移籍も決まった。
いずれにせよ復活には代理人である妻ワンダ・ナラの存在がカギになってくることは間違いない。本来、嫁がカギになるというのもおかしな話だが…。
カリム・ベンゼマ(フランス)
デシャンがチームのためにトラブルの多いベンゼマらを切ったことは功を奏した。現に昨年、若いフランス代表は見事にW杯を優勝してみせた。
ただストライカーであるジルーはかつてほどの活躍はできていない。ロナウドなきレアルで大活躍しているベンゼマをそろそろ戻してもいい頃だ。
彼がピッチ外で若い選手たちの模範になるかはわからないが、少なくともピッチ内での連携などはそつなくこなせる選手である。すぐにブランクを感じさせないプレーができるのではないだろうか。
(出典 news.nicovideo.jp)
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