(出典 www.theworldmagazine.jp)



マンチェスター・ユナイテッドに所属するセルビア代表MFネマニャ・マティッチ(31)が、一部で確執が指摘されるオーレ・グンナー・スールシャール監督との関係に関して言及した。『ESPN』がセルビア代表MFのコメントを伝えている。

2017年夏にチェルシーから加入したマティッチ。ジョゼ・モウリーニョ前体制下では絶対的な主力として起用されてきたが、今シーズンスコットランド代表MFスコット・マクトミネイの台頭もあり、出場機会が激減。開幕3試合連続未出場に終わり、直近のサウサンプトン戦の途中出場でようやく今季初出場を果たしていた。

今夏の移籍市場では他クラブへの移籍も噂された中、最終的にユナイテッド残留が決定したマティッチだが、自身をベンチに置くというノルウェー指揮官の判断に不満を示しているようだ。

マティッチはセルビア代表として臨むユーロ2020予選、ポルトガル代表戦を前にした囲み取材の中でスールシャール監督との関係について言及した。

「監督はタイトルを争うためにチーム(スタメン)を選ぶ必要がある。そして、タイトルを獲得できない場合、その責任を負うべきだ」

「僕はこれまで長い間、フットボールに携わってきた。そして、ここ10年間に渡ってほぼすべてのクラブでほとんどの試合でプレーしてきた」

「自分がプレーするために他のプレーヤーはベンチに座る必要があった。その事実を受け入れる必要があると思うし、今の自分はそれを受け入れている」

また、マティッチはノルウェー指揮官の起用法に理解を示しながらも、チームとして結果が出ていない現状を受けて、ポジション奪取への意欲を強めている。

「今季初めの2、3試合で監督は僕なしのチームを選択した。ここまでできる限りの努力はしているし、自分を含めてすべてのプレーヤーが監督の判断を尊重している」

「だけど、監督が間違っていたことを示すのはあくまで自分次第だ。自分の慣れ親しんだ場所(スタメン)に戻るのもね」

「また、僕たちの間に問題はないよ。彼にはこれまでの決定に同意できないと直接言ったよ。だけど、彼がチームのために決断を下さなければならないことも理解しているよ」

やや過激な表現でスールシャール監督の起用法に関して切り込んだマティッチだが、一人の男同士としてきっちりコミュニケーションは取れているようだ。

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(出典 news.nicovideo.jp)