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日本代表は2日、今月行われるキリンチャレンジカップに向けて、茨城県内でトレーニングを実施した。

トレーニング終了後、DF長友佑都(ガラタサライ/トルコ)がメディアの取材に応対。海外組が多く招集された中、ビッグクラブプレーしている選手がいないことに警鐘を鳴らした。

◆DF長友佑都(ガラタサライ/トルコ)

──海外組が多く招集されていることについては
「間違いなくいいことだと思いますけど、誰がビッグクラブプレーしてるかというと1人もいないですよね。そこは冷静に見ないといけないと思います。海外に行ったからといって成功ではないし、ビッグクラブで結果を残すこと。そういった選手が1人でも増えないことには日本サッカーレベルアップというのはないと思います」

「年齢は関係ないんでね。チャンピオンズリーグでもレアルパリ・サンジェルマンと対戦できるんでね。アピールできればチャンスはありますよ。長友ももうすぐ33になりますけど、チャンスはあるんで。本気でやりますよ。もちろん出ないといけないですけど、いつも本気ですよ」

ガラタサライでもポジション争いがあるんでね。そこでもしっかり勝たないといけないし、いい選手もいるんですよ。(ラダメル・)ファルカオも来てますしね」

──DFヴィルヒル・ファン・ダイク(リバプール)がDF初のUEFA欧州最優秀選手を受賞して、サッカー界も変化しているが
サッカーを見る目が変わって来ていると思います。攻撃で点を取る選手だけが評価されるっていうわけではなく、ディフェンスあっての攻撃だと思いますし、そういったところを世界が見ているということは、サッカー自体も変わってきているし、見方も変わってきているし、サイドバックバロンドールを取ることもこれからあり得ると思います」

──4回目のW杯予選になると思いますが、予選に向けた高揚感とか緊張感とかはありますか
「平常心になって、落ち着いてはいますし、冷静にはなりますね。それは裏を返せば、怖さとか不安というのが徐々になくなっていくということですかね。初めての時は怖かったですけど、自分がミスして負けたらどうしようとか、不安もめちゃくちゃありました。経験していくとなくなりました。楽しみたいですね」

──これまでの予選初戦は苦しんできたと思うが、どういった入りをしたいか
「3回上手く入れていないので、成功体験がないんですよね。予選初戦での成功体験がないので難しいですけど、経験ある選手は精神の乱れがあれば、整えるというね。みんなの意識を繋げられるような声掛けとかしたいと思います」

──精神的にも重要な役割を担うと思うが
「今までの長谷部(誠)さんもそうだし、(本田)圭佑もそうだし、海外では(ハビエル・)サネッティとかも見てきました。どんな時もブレない、どしっとしている選手がいるということは、チームがブレないんですよね。勝手に。自分がブレてたら、冷静にならなきゃと思うんですよね。そういう選手になりたいです」

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