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移籍組に関して「コンディションも落ちていないことをチェックした」と状態は把握済み

 日本サッカー協会は30日、9月5日キリンチャレンジカップのパラグアイ戦(鹿嶋)と同10日の2022年カタールワールドカップ(W杯)アジア2次予選ミャンマー戦(ヤンゴン)の日本代表メンバー23名を発表。MF久保建英レアル・マドリード→マジョルカ)やMF堂安律(フローニンゲンPSV)ら今夏に移籍した選手も複数招集されたが、森保一監督は「コンディションも落ちていないことをチェックした」と語っている。

 9月からいよいよカタールW杯アジア2次予選がスタート日本代表は同5日のキリンチャレンジカップ・パラグアイ戦を経て、敵地ミャンマーへ乗り込む。8月30日に発表された日本代表メンバー23名は海外組が19人、国内組が4人(アジアップでは海外組13人、国内組10人)という内訳になった。なかでも、海外組では久保や堂安ら今夏に移籍した選手も招集されている。まだ新天地で立ち位置を確立しているとは言い難く、コンディションの不安も伴うが、森保監督は「しっかりプレーできる状態かどか、確認しなければいけない」としつつも、懸念はすでにクリアになっていると明かした。

「堂安に関しては直近の試合ではプレーしていない。オランダリーグが開幕して、そこからフルに戦っているのは確認できている。本人のコンディションも落ちていないことをチェックして招集した。本人の立ち位置のこともあるが、フィジカル的なこと、メンタル的な部分も情報を取りながら、彼とコンタクトを取りながら招集している」

 堂安は森保体制発足後に不動のレギュラーとなり、久保も今年6月に代表デビュー後はコパ・アメリカ南米選手権)も含めてすべての活動に招集されている。それでも森保監督は「毎回招集が約束されている選手はいない」と競争を強調している。

「すべての選手が良いパフォーマンスを見せて、次への招集、日本代表への生き残りという部分でも選手たちが考えてやってくれると思う。私はそういう選手のパフォーマンスをしっかり見ていきたい。これまで代表監督として招集させてもらった選手のすべてがこれからの戦いで選考の対象。これまで招集していないが、日本代表として戦えるだけの可能性を見せてくれる選手はまだまだいる。今回のメンバーはこうなったが、次回のメンバーが変わるのもあり得ることだと思っている」

 アジア予選を戦っていくなかで、新たな戦力が加わってくるのか。森保ジャパンレベルアップを図るうえで、重要なポイントになりそうだ。(Football ZONE web編集部)

日本代表の森保監督【写真:Noriko NAGANO】


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