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第2節バジャドリード戦、ハメスが中盤の一角で出場 交代時には観客が拍手

 レアル・マドリードは現地時間24日に行われたリーガ・エスパニョーラ第2節バジャドリード戦で今季初のホームゲームに臨んだものの、1-1のドローに終わった。スペイン紙「マルカ」によると、試合後にジネディーヌ・ジダン監督は久々に先発起用したコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスについて評価している。

 この日レアルはスタメンの中盤にブラジル代表MFカゼミーロとドイツ代表MFトニ・クロース、そして当初は今夏の移籍市場で退団が既定路線と見られていたハメスがスターティングメンバーに名を連ねた。

 試合は前半12分にそのハメスがラストパスを送り、こちらも残留したウェールズ代表FWギャレス・ベイルシュートに持ち込むなど、本拠地サンチャゴ・ベルナベウで押し気味に試合を進めた。

 シュートを放つもののゴールネットを揺らせない展開のなかで、ようやく試合が動いたのは後半39分。フランス代表DFラファエル・ヴァランのアーリークロスに対して元フランス代表FWカリム・ベンゼマが右足で合わせて先制点を奪い、勝ち点3奪取に近づいたかに見えた。だが同44分にバジャドリードMFセルジ・グアルディオラに同点ゴールを浴び、勝ち点3確保はならなかった。

「我々にとって一番難しいことをしてしまったから、後味は悪い。終盤に得点したとはいえ、最高のものを得られたとは言い難い」

 ジダン監督はこのように語り、試合を掌握しながらもフィニッシュの局面で決めきれなかったことを悔やんだ。それと同時に触れたのは、2シーズンぶりにレアルユニフォームを着てプレーしたハメスについてだ。

「ハメスはよくプレーしてくれたと思う。(後半12分に交代したが)疲れ始めたので、ヴィニシウスに交代したんだ」

 こう触れた通り、ハメスは交代するまでチャンスメイクに奔走し、十分に力を見せた。それは交代時にベルナベウの観客から拍手を送られたことからも分かるだろう。レアルのインサイドハーフクロース、クロアチア代表MFルカ・モドリッチら分厚い陣容だが、ジダン監督の信頼を得る第一歩をハメスが踏みしめたと言っていいだろう。(Football ZONE web編集部)

レアル・マドリードのMFハメス・ロドリゲス(左)とジネディーヌ・ジダン監督【写真:Getty Images】


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