［２３日　ロイター］ - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・シティー（マンＣ）を率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は２３日、今季限りで同クラブ退団を表明しているＭＦダビド・シルバ（３３）について、プレミアでの成功は予想外だったと語った。

シルバは２０１０年にバレンシア（スペイン）からマンＣに移籍し、プレミアリーグとリーグカップをそれぞれ４回、イングランド協会（ＦＡ）カップで２回の優勝を経験。ことし６月に、２０１９─２０シーズンを最後に退団すると表明していた。

２５日に行われるプレミアリーグのボーンマス戦で、リーグ通算４００試合目の出場を飾るシルバ。マンＣの選手でこの大台に到達するのは、１９８５─８６シーズンのポール・パワー氏以来となる。

グアルディオラ監督は記者会見で、「イングランドで彼が成功するとは思わなかった。プレミアリーグで長い間生き残るのは簡単なことではないが、彼はそれを達成した」と述べ、「彼はボックス・トゥ・ボックスではなく、テクニカルな選手で、自分のイメージしていた２０１０年のイングランドサッカーを考えれば、おそらく苦しむだろうと思っていた。それが間違いだったことはうれしい」と続けた。