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バルセロナからバイエルンへ移籍したコウチーニョ、師弟関係にあったクロップ監督が言及

 リバプールユルゲン・クロップ監督が、バイエルン・ミュンヘンに期限付き移籍で加入した“愛弟子”のブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョの復活に太鼓判を押した。「彼は試合を支配する」とその能力の高さを改めて絶賛している。

 コウチーニョは2013年1月から18年1月にバルセロナに移籍するまでの5年間リバプールに所属していた。クロップ監督は15年10月リバプールの監督に就任し、約2年間にわたってコウチーニョと師弟関係にあった。

 バルセロナではレギュラーポジションをつかめず、今夏にバイエルンに活躍の場を求めた。クロップ監督はドイツ誌「キッカー」で愛弟子について語っている。

「コウチーニョが我々のチームにいた時は、彼の好む10番ではプレーさせなかったが、最高の8番だったし、左ウイングでも素晴らしかった。なぜなら彼は狭いスペースでも信じられないほどに上手いし、大きなスペースがあればそれを上手く活用することもできた。彼はフットボールの試合を支配する。彼が自分らしさを履きできれば、それは大きな戦力になれるだろう」

 クロップはコウチーニョの良さをこのように語った。さらに「バイエルンは彼を必要とし、彼を求めた。彼らが上手くコウチーニョをチームに溶け込ませることができれば、(コウチーニョは)最高の状態を取り戻せるだろう」と“愛弟子”が本来の輝きを取り戻すことに期待を寄せた。

「左サイドから切れ込み、あれほど規則正しくシュートを打てる選手を見たことがなかった。あのポジションからのシュートであれほどの正確さを誇るのは(アレッサンドロ・)デル・ピエロ以来だ」

 左サイドからドリブルでカットインし、ゴール左斜45度の位置から強烈なシュートを叩き込むコウチーニョ得意のシュートパターンは、“デル・ピエロゾーン”とも称された名手デル・ピエロを彷彿とさせるとドイツ指揮官は語っている。

 バルサでは不完全燃焼の日々が続いたが、クロップ監督も認めるその実力をバイエルンで再び証明することができるだろうか。(Football ZONE web編集部)

(左から)バイエルン・ミュンヘンMFコウチーニョ、リバプールのクロップ監督【写真:Getty Images】


(出典 news.nicovideo.jp)