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 今夏にゼニトを退団した元イタリア代表MFクラウディオ・マルキージオが、自身の去就についてコメントした。19日、イタリアメディアスカイスポーツイタリア』が伝えた。

 33歳のマルキージオは昨夏、13シーズンに渡ってプレーしたユヴェントスを離れてゼニトへと移籍。しかし、2月にひざ軟骨を損傷して戦線離脱してからは、手術の影響もあってシーズン中の復帰は果たせず。7月1日に双方同意の上でゼニトを退団した。

 噂されていた江蘇蘇寧への加入について同選手は、「関心があったのは確かだけど、実際にオファーや契約は提示されなかった。江蘇蘇寧が(同じグループの)インテルとしている仕事ぶりは評価するけど、ネラズーリ(黒青)に似たシャツを着るなんてゴメンだ」と、仮にオファーがあっても契約は結ばなかっただろうとした。

 また、マルキージオはセリエA復帰について、「多くのクラブからオファーを受け取ったし、選手からも『一緒にやらないか?』とメッセージが来た。でも、僕は自分の原点と約束を守りたい。ユヴェントスを退団した後、イタリアのほかのクラブユニフォームを着ることはないと言ったけど、それは今も変わらないよ」と可能性を否定。ユヴェントスへの変わらぬ忠誠心を示した。

 同選手は現役を退く可能性についても聞かれると、「現時点ではプレーを続けたい」とした一方で、「もし仮に(選手以外の)新たな役職につく場合、イタリア国外のクラブになると思う。(好条件の)オファーや(魅力的な)街だけではなく、プロジェクト全体を見渡して決めたいね」と、野心のあるクラブでのセカンドキャリアに関心があることを明かした。

ユーヴェへの変わらぬ愛を語るマルキージオ [写真]=Getty Images


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