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プレミアリーグ第2節、マンチェスター・シティvsトッテナムが日本時間17日25:30にエティハド・スタジアムでキックオフされる。今季のリーグ戦をいずれも白星で飾った2連覇中の絶対王者シティと、昨季チャンピオンズリーグ(CL)セミファイナリストでリーグ4位のトッテナムによる、シーズン序盤戦を占う強豪対決だ。

昨季、プレミア史に残るリバプールとの熾烈な優勝争いを制し、リーグ連覇と共に史上初の国内3冠を達成した絶対王者シティ。今夏の移籍市場ではMFロドリ、DFカンセロ、DFアンヘリーニョ、GKカーソンと手薄なポジションに4人の新顔を加えたのみと、比較的地味な補強に留まった。それでも、新シーズン開幕を告げるコミュニティシールドリバプールPK戦の末に破り、アウェイでのプレミア開幕戦となったウェストハム戦ではFWスターリングハットトリックの活躍などで5-0の圧勝。早くも周囲のライバルたちに“覇権奪還は不可能”という強烈なメッセージを送っている。

一方、昨季リーグ戦では選手層の薄さから安定感を欠く時期が目立ち4位に甘んじたものの、CLの舞台ではエモーショナルな勝ち上がりをみせ、最終的に準優勝という望外の成果を収めたトッテナム。今夏の移籍市場ではMFエンドンベレをクラブ史上最高額で獲得し、1年半ぶりの新戦力補強を果たすと、デッドライン・デイにはMFロ・セルソ、MFセセニョンという2人の逸材レフティをスカッドに加えることに成功した。ただ、昇格組アストン・ビラとの開幕戦ではエースFWケインの2ゴールに、エンドンベレのデビュー弾で3-1と逆転勝利を収めたものの、サスペンションや負傷者によってベストの状態には程遠い印象だ。その中、絶対王者相手のアウェイゲームでどこまで戦えるかで、タイトル獲得を目指す今シーズンの見通しが少なからず見えてくるはずだ。

なお、昨シーズンの両者の対戦成績はシティの3勝1敗。リーグ戦ではいずれもシティが1-0のスコアで勝利。前述のCL準々決勝ではトッテナムホーム1stレグで1-0、シティホーム2ndレグはシティが4-3で勝利しているが、アウェイゴール数で上回ったトッテナムが勝ち抜けに成功している。そのため、前日会見でグアルディオラ監督は「彼らはヨーロッパで2番目に優れたチーム」と、昨季CL敗退を意識するようなコメントを残しており、リベンジの気持ちが強いようだ。


マンチェスター・シティ予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:エデルソン
DF:ウォーカー、ストーンズ、ラポルテ、ジンチェン
MF:デ・ブライネ、ロドリ、シルバ
FW:マフレズ、ガブリエウ・ジェズス、スターリング
負傷者:DFメンディ、MFザネ
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関してはメンディとザネの長期離脱組が欠場となる。また、コンディションの問題でカンセロに関しても微妙な状況だ。

スタメンに関してはウェストハムを一蹴した開幕戦と同じメンバーで臨む可能性が高い。変更の可能性がありそうなのは、“スパーズキラー”のアグエロ、本来の主力ベルナルド・シウバがそれぞれジェズス、マフレズに代わって起用されるぐらいか。

トッテナム
【4-2-3-1】

トッテナム予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:ロリス
DF:ウォーカー=ピータース、ダビンソン、サンチェス、アルデルヴァイレルト、ローズ
MF:ウィンクスエンドンベレ
MF:ムサ・シソコ、エリクセン、ルーカス・モウラ
FW:ケイン
負傷者:DFフォイス、MFセセニョン、デレ・アリ
出場停止者:DFフォイス(3/3)、FWソン・フンミン(3/3)

昨季第37節での一発退場によって3試合停止中のフォイス、ソン・フンミンが今節まで出場停止となる。負傷者に関してはフォイス、デレ・アリ、新戦力セセニョンの3人が引き続き欠場に。さらに、練習復帰もコンディションが整っていないベン・デイビスの起用も難しいようだ。

システムに関してはアストン・ビラとの開幕戦で[4-3-1-2]、[4-2-3-1]の両方のシステムを採用。また、[3-5-2]もオプションとして持っているため予想は困難だ。システム選択のカギを握るのはスターリングとのマッチアップで劣勢必至の右サイドの対処法だ。4バックを採用する場合、ウォーカー=ピータース(オーリエ)のケアのため一列前にムサ・シソコを置く形となるはずだ。前から嵌めることを諦めて5バックに近い形で臨む場合は、初戦で指揮官からコンディション不足を指摘されたヴェルトンゲンをスタメンに戻し、ウォーカー=ピータース、シソコのいずれかを右ウイングバックに置くことが想定される。

★注目選手
マンチェスター・シティ:FWラヒーム・スターリング
シティの注目プレーヤーは開幕戦でいきなりハットトリックを記録した絶好調のスターリングだ。昨シーズン、34試合17ゴール12アシストの圧巻のスタッツを残してベルナルド・シウバと共にシティの国内3冠達成の主役を担った24歳のイングランド代表FW。迎えた今シーズンリバプールとのコミュニティシールドで早速ゴールを記録すると、前節のウェストハム戦では見事な決定力を発揮し今季プレミア1番乗りとなるハットトリックを達成した。

今回の対戦相手であるトッテナムは通算14度の対戦で7ゴールを挙げている相性の良い相手だ。昨季はリーグ戦の2度の対戦ではノーゴールもCL準々決勝の2ndレグでは2ゴールを奪っている。今回の一戦では相手の明らかなウイークポイントと見られる右サイドバックウォーカー=ピータースとのマッチアップが濃厚となっており、このマッチアップスターリングがいかに圧倒できるかがシティ勝利のカギとなるはずだ。

トッテナム:MFクリスティアン・エリクセン
トッテナムの注目プレーヤーは去就問題に揺れる司令塔エリクセンだ。昨シーズン終了後に「新たな挑戦」を標榜し、トッテナム退団希望を公にした27歳のデンマーク代表MF。一部で移籍先候補に挙がったマンチェスター・ユナイテッド行きの可能性は国内の移籍市場締め切りによって潰えたが、意中のレアル・マドリー、ステップアップには最適なユベントス行きの可能性は未だに残っており、一部では今回のシティ戦がスパーズのラストゲームになるのではないかとの噂も出ている。

去就問題に揺れる悩める司令塔は、プレシーズンマッチでのPK戦で2度も失敗するなど、らしくない姿を見せていたが、途中出場となった前節のアストン・ビラ戦ではチームが引いた相手に対して有効な攻め手を見いだせなかった中、圧巻のゲームメーク能力を発揮し、ゲームチェンジャーとして逆転勝利の立役者となった。今回のシティ戦ではスタメン復帰が濃厚となっており、攻守両面で死角のない絶対王者相手にチームを勝利に導くゲームメークが期待される。
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(出典 news.nicovideo.jp)