マンチェスター・ユナイテッドのチリ代表FWアレクシス・サンチェスの去就に関して、オーレ・グンナー・スールシャール監督が残留を示唆するコメントを残した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
DFハリー・マグワイアやDFアーロン・ワン=ビサカ、MFダニエル・ジェームズといった即戦力を獲得した一方で、サンチェスの去就は相変わらず騒がれている。サンチェスは今夏、チリ代表としてコパ・アメリカに出場し、アルゼンチン代表との3位決定戦を含む全6試合に出場。ところがその試合でハムストリングを痛め、チームへの合流が遅れている状況だ。
ユナイテッド加入以降、低調なパフォーマンスを続けるサンチェスは、今夏の放出候補筆頭と言われているものの、その高額過ぎる給与のせいか、なかなか移籍先が見つからない。その中で、移籍する場合はスールシャール監督が給与の一部を肩代わりするという報道が流れ、同選手を厄介者扱いするメディアも出てきている。
しかし、指揮官はサンチェスに信頼を置いているとコメント。「だんだん調子は良くなってきている」と、状態にも手応えを感じており、今シーズンに期待をかけているようだ。
「アレクシス(・サンチェス)は素晴らしいプロフェッショナルだ。彼は毎日本当に一生懸命励んでいるよ。彼が控えになるという話があるが、もちろんそんなことはない。彼はスカッドの一員で非常に優れた選手だ。数週間遅れているが、もうそろそろだ」
「我々の前線は十分ではない。だからアレクシスは予想以上にプレーする機会が増えるだろう。このクラブで良くなることを期待しているよ」
今夏はベルギー代表FWロメル・ルカクがインテルへ移籍。FWアントニー・マルシャルを最前線に置く布陣を開幕戦のチェルシー戦では採用しているが、FWマーカス・ラッシュフォードとともに本来はウインガータイプ。サンチェスが復調することは、前線に厚みをもたらすことができ、指揮官が待ちわびるのも当然のことと言えるだろう。
(出典 news.nicovideo.jp)
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