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 ブラジル代表FWネイマールを巡るパリ・サンジェルマンPSG)とレアル・マドリードの交渉は難航している模様だ。14日、スペイン紙『アス』が報じている。

 ネイマールは今夏のPSG退団が有力と見られており、同選手の獲得には古巣のバルセロナとそのライバルレアル・マドリードが関心を示している。両クラブは「移籍金と選手譲渡」の形でネイマール獲得を目指しているが、ともに譲渡する選手を巡ってPSGとの折り合いが付かずに、移籍交渉は難航しているようだ。

 PSGレアル・マドリードに対して、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールを取引の一部にすることを要求した模様。同選手はPSGスポーツ・ダイレクターを務めるレオナルド氏にとって大のお気に入りだという。

 しかし、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長はPSGの要求を即座に拒否したようだ。ジネディーヌ・ジダン監督にとっても18歳のヴィニシウスは重要な選手のため、手放す意思はなさそうだ。

 また同紙は、ヴィニシウスがネイマールを「アイドルだ」と明かしており、いつの日か同じクラブで共闘することを望んでいることも、このトレード移籍が実現する可能性を低くする要因だと指摘している。

PSGはネイマール(右)の交換条件としてレアルにヴィニシウス(左)を要求している [写真]=Getty Images


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