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23年までユナイテッドと契約を延長したラッシュフォード、主軸として爆発の予感

 イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードは先日、マンチェスター・ユナイテッドとの契約を2023年まで延長した。現在プレシーズンツアーに参加しているなか、今季の目標に「究極のFW」になることを挙げている。米スポーツ専門局「ESPN」が報じた。

 現在21歳のラッシュフォードは、7歳の時にユナイテッド下部組織に入団。2016年2月、18歳の時に彗星のごとくトップチームデビューを飾り、それから中心選手として活躍を続けている。

 昨季はプレミアリーグを6位で終え、今季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権も逃してしまったユナイテッドだが、プレシーズンツアーではパース・グローリー、リーズ、インテル、トットナム、クリスティアンスンに勝利と好調。ラッシュフォードも2ゴールでチームに貢献している。

 そんなラッシュフォードは、自身の今季の目標をこう語っている。

「背番号9になることが僕の目標だったことは一度もない。目標は、様々なポジションで適応してプレーすることで、究極のFWになることだ。自分ではすべての位置からゴールが決められると思っている。きっとFWならばみんなが思うことさ」

 クリスティアンスン戦(1-0)ではラッシュフォード、イングランド代表MFジェシー・リンガード、フランス代表FWアントニー・マルシャル、新加入のウェールズ代表MFダニエル・ジェームズを先発させ、後半には元スペイン代表MFフアン・マタとFWメイソン・グリーンウッドを投入。チリ代表FWアレクシス・サンチェスは南米選手権(コパ・アメリカ)以降まだ戻ってきていないが、ユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ獲得に動いているとの報道もあり、オレ・グンナー・スールシャール監督は、十分な攻撃的オプションを擁して新シーズンへ臨むことになる。

 だが、ラッシュフォードは攻撃陣の混戦を「重要なこと」だとし、「1人の選手がすべてのゴールを決めるのと、FW全員が貢献するのとではチームとしてのフィーリングが異なる。間違いなく良い気分だし、全員がいつでも準備できているようにしてくれる」と語る。

 気合十分のラッシュフォードは「まだたくさんやることはあるが、毎日向上している。チーム全体が成長しているように感じていて、それが最も大事なことだ。僕たちはみんな集中していて、前に進もうと努力し続けている」と口にしており、チームもラッシュフォードも爆発の気配を漂わせている。(Football ZONE web編集部)

ユナイテッドFWラッシュフォード【写真:Getty Images】


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