ユヴェントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが韓国で行われたKリーグ選抜との親善試合を欠場した問題について、Kリーグが同選手を非難した。フランスメディア『France24』が8月2日に伝えている。
ユヴェントスはアジアツアーの一環として7月26日に韓国でKリーグ選抜とのプレシーズンマッチを行った。チケットは完売し6万人以上の観衆が見守る中で、ユヴェントスのエースであるC・ロナウドは同試合を欠場。ファンミーティングにも参加せず、取材エリアを無言で通過し、韓国ファンの怒りを買ったと報じられていた。
ユヴェントスはC・ロナウドの欠場理由を「負傷のためで、ドクターストップがかかっていた」と説明。しかし、Kリーグはこの一件について「ユヴェントスに失望させられ、騙された。恥ずべき行為だ」と主張し、以下のように続けた。
「C・ロナウドは1分たりともプレーしなかった。当初の契約では最低でも45分間プレーすることが義務付けられていたにもかかわらずだ。もしC・ロナウドがプレーできないのなら、彼をメンバーに入れてベンチに座らせておく必要はなかった。これは明らかな詐欺行為である」
また、ユヴェントスの選手やチームスタッフが乗っていた飛行機が当初の予定の約1時間後に到着し、キックオフが1時間遅くなったことにも言及。ユヴェントスは警察の保護下で試合時間を10分縮めることを求めたが、Kリーグはこの要求を「馬鹿げたもので、侮辱している」と批判している。さらに、ユヴェントスが空港から出てくるのに約2時間を要したというクラブの主張にもKリーグ側は怒りを露わにした。
世界的ビッグスターであるC・ロナウドの欠場だけでなく、Kリーグは今プレシーズンにおけるユヴェントスのいくつかの対応に不満を示している。この一件が落ち着くにはまだしばらく時間がかかりそうだ。
(出典 news.nicovideo.jp)
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