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ベルギー代表MFデ・ブライネ、1ゴール後に圧巻のスルーパスで追加点を演出

 マンチェスター・シティは27日にプレシーズンマッチ横浜F・マリノスと対戦し、3-1と貫禄の勝利を収めた。ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが1ゴール1アシストと特大のインパクトを放ったなか、絶妙なスルーパスを「セクシーアシスト」と海外メディアが絶賛している。

 プレミア2連覇中の王者のシティは、イングランド代表FWラヒーム・スターリングポルトガル代表MFベルナルド・シウバドイツ代表MFレロイ・サネを前線で起用。中盤にはデ・ブライネ、元スペイン代表MFダビド・シルバ、新加入のスペイン代表MFロドリゴ・エルナンデスなど実力者が並んだ。

 スコアが動いたのは前半18分だった。シティは自陣エリア手前でチリ代表GKクラウディオブラーボが前線へロングパスを供給。抜け出したB・シルバが巧みにボールを収めて仕掛けると、右サイドを一気に駆け上がってきたデ・ブライネへパスを送る。エリア内でボールを受けたデ・ブライネは右足でシュートを打つと見せかけて、華麗なフェイントで相手をかわし、最後は左足を振り抜いてネットを揺らした。

 さらに1-1で迎えた前半40分、デ・ブライネが自陣エリア前からワンツーパスで前線に駆け上がる。リターンパスを受けて前方にトラップした次の瞬間、右足アウトサイドで相手3人の間を通すスルーパスを通した。絶妙な回転がかかったボールは、全力で走り出したスターリングの足元にピタリと収まり、そのままゴールを陥れている。

 サッカー専門サイト「VoetbalPrimeur」ベルギー版はデ・ブライネのプレーに反応し、「1ゴール後、今度はスターリングへの“セクシー”アシスト」と報道。「シティのプレーメーカーは、新シーズンに何が待っているかを感じさせるプレーを披露。強烈な一撃を決めた後、素晴らしいアシストをした」と賛辞を送っている。

 最終的にシティは3-1とプレミア王者の貫禄を見せつける形となったが、そのなかでもデ・ブライネの存在感は際立っていた。(Football ZONE web編集部)

マンチェスター・シティMFデ・ブライネ【写真:AP】


(出典 news.nicovideo.jp)