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PSG会長は「放出する意思はない」と明言 報道が過熱するなか去就は不透明

 スペインの強豪バルセロナは、パリ・サンジェルマンPSG)のブラジル代表FWネイマールの獲得を諦めるつもりがないという。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。

 ネイマールは2年前にPSGへと2億2200万ユーロ(約266億円)という史上最高額で移籍した。しかし、パリでのネイマールは負傷が続き、さらにはピッチ外でも婦女暴行疑惑が持ち上がるなどお騒がせが続いている。

 そうしたなかで、古巣バルセロナネイマールの再獲得を目指すと報じられてきた。それを受け、PSGのナーセル・アル=ヘライフィー会長は「ネイマールを放出する意思はない」と明言するに至っている。

 しかし、バルセロナジョゼップ・マリアバルトメウ会長はネイマール獲得を諦めるつもりがないとしている。そして、最終的な交渉に至る場合は「ほぼどんな選手の包括でも実行されるかもしれない」と、大型トレードも含む条件を提示してでもネイマールを獲得しにいく意思があるとした。

 また、バルセロナイタリア王者ユベントスもまたネイマール獲得の可能性があるクラブだと認識している。税制の改革があったイタリアでは、欧州のなかでもトッププレーヤーにとって魅力的な場所に変わりつつあると指摘し、オランダ代表DFマタイス・デ・リフトに起こったことがネイマールにも起こるかもしれないとして、争奪戦に敗れたデ・リフトの存在も例に挙げた。

 バルセロナ在籍時にはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシウルグアイ代表FWルイス・スアレスとともに「MSNトリオ」として名を馳せたネイマール。今季はフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンも加入したバルセロナの攻撃陣だが、ネイマール復帰で恐ろしいまでの層の厚さと個人能力を誇る集団になるのだろうか。(Football ZONE web編集部)

パリ・サンジェルマンFWネイマール【写真:AP】


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