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チェルシー戦で前半45分間プレー 27日に対戦する神戸のイニエスタに言及

 スペインの強豪バルセロナに今夏加入したフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは、21日に埼玉スタジアムで行われたイングランドの名門チェルシーとの親善試合が新天地デビュー戦になった。自身はハーフタイムで交代し、試合にも1-2で敗れたが「もっと個人的にもチーム力もアップできる」と先を見据えた。

 グリーズマンはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシウルグアイ代表FWルイス・スアレスブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョといったコパ・アメリカ南米選手権)出場組の攻撃陣が日本ツアーに不参加というなかで、3トップの中央でスタメン出場した。前線でボールを引き出しながら危険なパスも供給したが、ハーフタイムの交代までチームはノーゴールで、自身もシュート1本に終わった。

 それでも、チーム全体も新シーズン初のプレシーズンマッチという状況で、来日2試合目で公式戦のスタートが1週間早いチェルシーとはコンディションの差があったのも事実だろう。試合を終えてグリーズマンは「負けてしまったけれどもチェルシーより声援も受けたし、満足はしている。日本のファンがウォーミングアップからも大きな声援をくれた。これからもっと個人的にもチーム力もアップできる」と話した。

 エルネスト・バルベルデ監督は、グリーズマンについて「バルセロナスタイルに慣れる必要はある」としたものの、「ボールを触った時に危険性を見せてくれた。常にいろいろなアイデアを見せてくれた」と、そのプレーを評した。

 バルセロナは27日にはヴィッセル神戸と対戦するが、そこではバルセロナの“レジェンド”である元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタとも対峙することになる。それについて、今季アトレチコ・マドリードから加入したグリーズマンだが「イニエスタは偉大な選手でバルサの象徴。シャビメッシと同じように偉大な選手。楽しみにしている」と、敬意を示している。

 新シーズンの目標について「今シーズンは多くの時間プレーして、昨シーズンより多くのゴールアシストをして、より多くのタイトルを取ることが目標」と宣言。バルセロナの攻撃陣に加わったグリーズマンは、メッシスアレスとどのようなハーモニーを奏でてくれるのだろうか。(Football ZONE web編集部)

(左から)バルセロナFWグリーズマン、ヴィッセル神戸MFイニエスタ【写真:高橋学&Getty Images】


(出典 news.nicovideo.jp)